先日、長者番付が発表された。なんとトップはサラリーマンで36億円以上を納税している。
企業でも36億円以上の売り上げを上げるだけでも無理に近い会社がある中、納税額だけで36億円には恐れ入る。ましてや、私と同級生ではないかと思われる46歳である。(私同窓生は昭和33年4月2日~昭和34年4月1日)
そうかと思うとイカリソースの代表取締役は詐欺で逮捕された。
社名が一瞬にして「怒りソース」になって洒落てる場合ではないだろう。不思議と創業者の子息が問題を起こしているという共通点があるのはなぜだろうか。
ところで、私は46歳にして毎日が支払日で延滞と借金の日々である。逮捕こそされないものの最低な人生をおくっている。あっそうそう、ちなみに独身。金がないから家庭も持てない状況である。が、目標があるから毎日が楽しいのである。
それはともかく、同級生や同窓生が出世したり、犯罪者になったり、早死にすると辛い。出世しなくてもいいから長生きだけはしてほしいと常に願っている。
生きている、生きていくということはいったい何なんだろうか。
自問自答して頂きたい。
これは、老若男女にかかわらず、明確な目標設定だろうと思う。と、同時に人のことはどうでもいいという事である。と、言うのも、まずは自分の健康や不正がないこと。これは企業も同様である。
お客様のことを考える前に身なりをきちんとすることである。ついつい、忘れている。肝心なことを人間は忘れている。常に経常利益、対前年度比で増収増益ではあるが、もっと大事なことは不祥事を起こさないということである。
これをしたら、家族にも会社にも迷惑をかけるということくらい事前にわかるだろう。「赤信号みんなで渡れば怖くない」では必ず、問題や事故が起きるに決まっている。
また、年相応の考え方と行動が出来ないのも、目標がないからどうにかなるだろうでは、第二次世界大戦の日本同様に、玉砕という考え方が前提にあっては生活自体に危険性があり潰れる方向に向かっている。
これではどうしようもない。
30歳くらいになると、この世の中がどういったシステムになっているのが把握できると思う。
そして、目標に向かって走り始めても遅くはないだろう。1人でも多くの人と出会って色々な人生経験を聴けばそれが参考になる。
また、図書館へ行けば自伝的な本がある。その方の生きた時代背景がわかるから歴史の勉強にもなる。まずは、自分を守ることが大事である。独立開業には、知識も資金もいる。当然、人脈もいる。
また、仮想競争相手もいる。現実にいる。敵もいる。この敵だが、最大の敵は自分自身に潜んでいる怠け心という敵である。
独立開業の最大の敵である。だから体調が悪くなるわけにはいかない、常に、レーダーを回しながら情報収集して常に攻撃態勢でなければいけない。
これを1人でやるのだから、神経質にもなるし把握不能にも陥る。孤独感という空気が疲れとやる気をそいでしまう場合もある。
これに負けるな、ここで負けていたら、「はいそれまでよ」。実際に日本では戦争は起きていないが、経済戦争は現実に起きている。
ミサイル、戦車、戦闘機、輸送機、兵隊、陸、空、海、兵器、気象、弾薬、現金、制服。
考えてください。
このリストを経済に置き換えると色々な発想が出来るのではないだろうか。
私たちは経済戦争の渦中にいるということを絶対に忘れないで頂きたい。
さて、46年間生きてきて、同窓生で出世した人が1人いる。
以前この講座でも書いたのだが、フィンガーの玉元正男君である。小学生の時の同窓生であるが、私の心の支えである。
彼の次は私が出世して有名になりたいと頑張っている。
この他に、弁護士1人、歯科医師1人。