基 武雄の独 立 開 業 講 座・2005年6月

株の模擬実験中で、ビックリ

 今年の2月から株の模擬実験をしている。この講座でしつこいくらい模擬実験の話しをしているので、株の模擬実験がいいと思い早速、銘柄を決めて挑戦している。
 銘柄は、商社、製紙業、商業とライブドアは特別参加(この会社の株価は乱高下があるので実際に買う考えはないが、株価を考えるうえでは面白いのでは)にした。

丸紅、ユニチカ、シキボウ、三菱製紙、トーメンが1000株。イオン100株、ライブドア1株(この1株は、1000株の入力間違いだったのだが、模擬実験ということで買い足していない)。そして、ダイエーが500株である。
 先月、ビックリした。なんと、今まで黒字でもほんの数万円だったのが、いきなりダイエー株が10倍くらいになっている。これには驚いたと同時に、こんなに早い段階で値上がりするとは思わなかった。宝くじが当たれば、ほとんどの金をこのダイエー株に投資する予定にしていたので、ビックリと同時にがっかりもした(笑)。

 ダイエー株を選んだのには理由がある。これは、ご存じのようにダイエーの経営がうまくいっていない。だから普通なら敬遠されるべきだろうが、ダイエー系のクレジット会社のOMCカードの株が400円台当時、確実に三倍にはなると思っていたら実際にそうなった。また、このOMCカード自体は健全経営だが、なんとなく確実に株価が上がると予測していた。いわゆる直感である。
 この直感と日本経済を見ていると次はダイエーではないかと日経、朝日、毎日新聞を読んでいた。
 資金がないので模擬実験を重ねながら実践に備えたいという考えである。
このようにして、常に経済状況を把握しながら次の会社を見抜く練習をしている。
 ところが、私の勘や経験では限界がある。そこで、役に立つのが九星である。これが役に立っているように思えるが、まだ、これで良いのかという疑心暗鬼でもある。と、言うのも九星の読み方が今一わからない(笑)。勝手に判断しているだけである。その中に、商社とか商業、製紙業、旅行とある。この業種から「これは・・・」と、思われる企業を模擬実験上に乗せている。
 その中に、商業があり、以前から意識していたダイエーがあった。上記の銘柄の内ダイエーだけが実際の投資の際に全額投資をすると決めていた。実際にお金があったら、さすがに1億とはいかなくても1000万円にはなっていたのではないかと思う。いや確実に、数千万円にはなっている。

 これで、模擬実験のありがたさと短期間に実績を上げたと思っているが、後は税金の問題、もっと問題なのがダイエー株が思うように売れるのかということだ。これは、実践をしながら体験していくが、それまでに本を読んで勉強をしていく。
ここでの問題点は現金化されなかったら、この株で株主優待にするのか、これでは投資と言っても満足できない。次なる投資が待っている。
 それから、株の投資の際には、これから投資をしていく中でどの投資家のタイプを真似るのかも研究することにしている。やはりあの人かな・・・と、言う人はいる。ジックリ研究したい。

 さて、一番肝心なのは資金である。取り急ぎ5万円を貯めて、しかも無駄金という前提がないと投資できない。弊社にとっての5万円とは、家賃と光熱費、そして新聞代になる。これを無駄金として貯めるには130万円以上の金があって初めて出来ることである。今日の段階でである。
ナンバーズ3や4のように1枚200円で買える物ではない。なんでもそうだがまとまった金が必要になるのは当たり前ではある。私の模擬実験は、この資金作りから始っている。しかも無駄金の5万円である。財布に入れていた方が自己満足できるお金ではあるが、投資をするとなるとそうもいかない。現実と無駄金5万円の確保と精神状態との戦いだと苦笑している。
 さて、実践あっての金儲けである。日々の仕事と投資で確実に利益を上げていけるようにこれかも模擬実験は続く。当然、儲けていてもやり続ける。

 最後に、勝手な言い分だが、私が投資をはじめるまでは日経平均株価も金価格も下がりっぱなしであればいいのにと、心のどこかで願っているのは私だけだろうか(笑)。

   

まだホームページを立ち上げていないのかぁ~

     

先日、帰宅しようとしたら友人が来社。相談事があるという顔だったので約1時間付き合った。なんと、まだホームページを立ち上げていないと言うのだ。最大の原因は性格と難しく考えている。ホームページは印刷物と違って完璧でなくいい。という事を分かっていないようである。
性格というのは十人十色であるが、独立開業が既に始まっているのに、「あ~でもない」「こうでもない・・・」と考えすぎている。
ここで大事なことは、取り急ぎホームページを立ち上げると言うことである。パソコンの操作はお手の物だが、なにをどうしていいのかが分からないのだろう。いや違う、考えすぎ。各社、各個人のホームページはいつでも見ることが出来るわけだから参考にすればいい。あるいは雑誌でもいいじゃないか、レイアウトの勉強には雑誌が一番いい。
まずは、写真一枚と営業品目と住所だけでいい。何が難しいのだろう。とりあえず、これだけ掲載しておけば、友人知人にも宣伝できる。単純なホームページだからといって誰が文句を言いに来るだろうか。

悪い頭で考えたってしょうがないじゃないか。これだけ簡素化されてスピードが問われている時代に、グジグジした性格だからお客様も付いてこないのではないかと推測する。経営者は元気ハツラツ、明朗会計で楽しい人がいいに決まっている。

さて、もっと大事なことがある。ホームページを立ち上げたからと言ってアクセス数が増えるわけではない。弊社は、16万アクセスに5年はかかっている。必死でやってきた。その間に各検索エンジンへの登録がある。色々なところに名刺を配って観てもらうようにお願いにも行った。
今でも思い出すのがOCNのサーバーにアップできないから業者に依頼した。お金がないのに4,000円支払った。今でも覚えている。金がないからといっていつまでも自分で考えていたらいつまで経っても立ち上がらない。だから、お金を払ってでも立ち上げた。

しかし、次の段階は。どのようにしてリンクをしたらいいのかが分からなかった。次に写真を掲載したい。その間、弊社のホームページはふんどしホームページである。(でも、毎日のように眺めては嬉しかった)早い話が縦に長いだけである。次に、レイアウトの問題が出てきたが、どの本を読んでも分からなかった(笑)。「ホームページ教室があればいいのに・・・」と思った。

誰もが私のように悩み苦しんでいる。1日でも1時間でも早く適当で良いのだから前に進んでいかないといったい誰が会社のホームページを見るだろうか。存在していないから見られない(笑)。
当然、弊社としても今のままで良いとは思っていない。しかし、あれもこれもやらなければいけない1人大企業だから他社のホームページを見ながら勉強をしている。一朝一夕にすべてが出来るわけではないのだから、日々コツコツしかない。

  ■ホームページの立ち上げ方   1.写真(なければいい)と文章。それも長文ではなくキャッチコピーと価格だけでいい。そして、住所があれば、これがホームページの表紙になり1ページである。
2.あれこれ考えない。資料が揃ったらまずは1ページを立ち上げればいい。
3.人の評価は気にしない。相手もその余裕がない。また、色々言われたら天の声と思えばいい。
4.ホームページ教室に通う
5.ホームページを作っている人から作成方法を聞く
6.立ち上げたら、各検索エンジンに登録する。特に、グーグルには登録をする。でも、ヤフーへの登録は難しい。
当然これ以外にある。仕事をしながら更新もしなければいけない。ストレスと時間の浪費、そして、本を読んでも分らない・・・。気が狂いそうになるときだってある。
さて、このようにして1日でも早く立ち上げてほしい。

ここで紹介したいのが、私の友人は、私の言ったとおりにして売り上げを上げている。金額的には一個5000円くらいのオーダー商品だが、ホームページを作成する時間がないだろうから簡単に通販サイトが出来るソフトを紹介した。作成していく中で不満もあるだろうが、ホームページ作成よりも商品造りに時間をかけた方がいいに決まっているから、「細かいことまでは言うなっ」と言ってある。ともかく立ち上げて即売り上げが上がった方がいいじゃないか。時間をかけた方が良いところといけないところを把握してほしい。
躊躇したり、考えている暇はない。ふんどしホームページで良いのだから一日でも早く立ち上げてアクセスアップと売り上げを上げるべきだろう。
単純な内容、簡単に考え、まずは全体の流れを掴むのが先である。後は日々の勉強である。

ちなみに、弊社はこの5年間観光ガイド業のホームページであるにもかかわらず、バラエティーコンテンツである。「これが観光ガイド業社のホームページかっ・・・」と思われても仕方がないが、色々な内容があればアクセスアップ(キーワードに引っかかる)と売り上げにも繋がる。お客様との会話のひとつにもなる。
私は、バラエティーコンテンツショッピングモール的な考えをしているのだ。本心は観光ガイドだけでやりたいのだが、それだけでは食えないからホームページ上では幅広くやっている。次になにが繋がっていくかが分からないからだ。
急げ、取り急ぎの形があれば、そこからが一歩である。

来月(6月)で出て行ってくれませんか

先月、不動産屋さんから「来月(6月)で転居してくれないか。」と、言う電話があった。理由は簡単、私の滞納が原因である。2ヶ月間の滞納である。やっと2ヶ月までにこぎ着けたのだが家主は堪忍袋の緒が切れたのだろう。何度となく催促をしたのに私自身が家賃の分割振り込みをしたために切れたというのが最大の原因である。
私が悪いのだから仕方がない。しかし、これだけの道具等を自宅にも持っていけないし途方に暮れていた。その日に、友人から電話があった。「会いたいという・・・」なんでも聞く耳を持っているから早速、会社で話しを聞いてから結論をだした。
そして、次は私の番である。「来月までに、引っ越さなければいけなくなりまして・・・」と、言うと。「内の会社を使ったら」と、言う。駐車場もある。これには感謝。
今の会社は国道58号線沿いだが、今月からは商店街である。人通りと車は頻繁に走っている。レンタカー等の観光客には目に付かない場所であるが、それはどうにかなるだろう。

さて、このように今回は延滞が理由だが、都市計画の立ち退き、家主が立て替えをする場合もあるだろう。独立開業の際にはいつでも、どこにでも引っ越せる状況も想定した方が咄嗟の時にはあわてなくてすむ。ここでの問題は、処分できる物と出来ない物があると言うこと。借家の場合には身軽にしておいた方が良い。
私は、昨年でこの場所から移転したかったのだが、資金がなかったのでどうすることも出来なかった。実は、社内の床がボロボロになっていること。ドアが高級すぎて隙間が三箇所ある、そこからホコリが常に入ってくるからである。

また、今の家賃よりも安い場所、あるいは広い場所があればとも考えていたからだ。
ところで、6月から引っ越す事で経費が半分になる。これはありがたい。単純計算で3万円は浮く。これは支払いに回せる。年間で36万円。電気代も年間で2万円は削減できるのではないかと試算している。この電気代だが、クーラーを使用していたので、電気代と別に動力というのだろうか、これが毎月3000円くらいである。入居の際にアンペア数は下げてもらった、これで基本料金が下がる。皆さんも確認した方が良いです。と、いうことはざっと年間約40万円の計費削減である。

今、気が付いた。一ヶ所の支払いが終わってしまうのだ。いやぁ~ワクワクしてくる。実は、以前この講座で、ブラジャー(売り上げ)をあげてショーツ(経費)を下げるという内容の事を書いたが、まさしくこれだ。今までこれが出来なかった。確かに新聞代とかも考えたが必要経費だからできない。地元紙だと話が合わなくなるから(笑)。
また、先月から売り上げが良いのだ。これが切れなければ思うように行くのではないだろうか。必ずそうしたい。そうできるように努めている。

常に、資金が必要である。この資金が思うように稼げない。日々延滞と借金だから持久戦と常に頭を下げるしかない。いつまでもこの調子ではやっていけないから、一発逆転を狙ってナンバーズ系の博打をしている。これがあたれば一攫千金と同時に借金返済。次なる投資にも使えるが、あくまでも博打である。それでもあえてナンバーズを研究して毎日欠かさず買っている。結果は2年間で50万円以上博打して約6万円(5万円以上はジャンボ宝くじ)は当たっているだけで、完敗である。
また、趣味の葉書の懸賞では今年は調子が良くてギフトカード2万円分が当たったので、早速、食料品と書籍を買った。これは助かった。
給料は0円、お小遣いが月2万円、毎月の支払いが20万円くらい。当然毎月赤字経営である。
どんな状況であってもくじけない。乞食をしてでも目標達成のためにはくらいつく気力体力、精神力が必要。念のために言う、自殺するな、夜逃げするな、自己破産は出来る限り避けろ。いずれにしろ、金がかかる。

■ここで、模擬実験
1.経費削減できるのがないか
2.無料の物はないか
3.経費節減ばかりだと消極的になるから、逆に行政の予算のように「使い切る」という模擬実験をした方が経費削減がわかる場合があるのではないか
4.友人知人の会社等のやり方を聞いてみる
5.主婦の友のような雑誌に書いてある、節約上手のコーナーがあるので読んで勉強をしてみる。奥さんの苦労や意外な方法に気が付く場合がある。女性の節約方法を馬鹿にしてはいけない。十分に参考になる。私は図書館で常に女性雑誌には目を通している。
6.思いっきり無駄遣いできるような資金計画をする。模擬実験だから自由である。発想が豊かになる。思いっきり馬カバ鹿(馬鹿馬鹿しいだが、これだとカバさんが僕も仲間に入れてと嫉妬したので仲間に入れた)しく考える。まじめに考えるな。
7.常に、紙に書いて模擬実験してみる。
8.自分の考え方と他人の考え方を重ね合わせてレイヤー的な発想で考える。同じ考え方、違った考え方を確実に把握してほしい。

女性には生理がある???

6月中で、「出て行ってくれませんか」と不動産屋さんから言われて、友人の会社にまがりをする事になった。
当然、引っ越しは大変である。この3年半で色々と書籍や道具等が増た。処分できる物は考えずに処分した。そして、かなり整理整頓が出来たと考えたら気が楽にはなった。

さて、だいぶ片づいた今日、ビックリした事がある。トイレ掃除の最終段階となったので綺麗にしようと水洗タンクの下に置いてあった汚物入れを雑巾で綺麗にしようとしたら、何となく重い・・・。生理用品が入っていたのだ。ここ1年間というもの今までなかったものだから、確認すらしなかった。
つくづく思い知らされた「俺は男だと」。自分に生理がないからそこまで気が付かない。一度確認したから二度とないだろうと思いこんでしまう。こう言ったことは誰にでも大なり小なりあることだと思う。

今はないが観光ガイド業を始めた頃に、お客様から「トイレに行きたいのですが・・・」と、言われたときに「いったいこの人は何を言っているのだろうか」と、一瞬頭の中をよぎった事が何度かあった。
自分が男だから、いつでもどこでも小便は出来ると思っているから女性のお客様のことまでは考えていない。
それを機会に、常に、女性のお手洗いには気をつかっている。当然ではあるが、46歳にして、結婚もしていないから女性のお客様が多いにも拘わらず、気が付いていない点があると言うことを改めて自覚させられた。
しかし、時々忘れてしまう。女性モニターが必要でもある。これは実感していることだが男同士ならともかく。本当に女性が多いのだ。ちなみに6割以上が女性である。

私だけではなく、どこの業界もこのように、自分の立場で考えるとお客様の立場に立った仕事が出来ていない事があるだろう。
金持ちは金持ちの立場、貧乏人は貧乏人の立場で考える。男は男の立場で考え、女は女の立場で考える。これが現状だろう。それではだめだから、私のように独身だったら、女性のモニターや意見を聞き入れた方がいい。どうしても、独りよがりの考え方になってしまう。だから、まじめに考えてしまうのだろう。これが無意識自動操縦になっている。これには、十分に気を付けた方がいい。
今回の場合には、お客様に迷惑をかけていないだろうが、いや、ひょっとしたら、私が生理用品を処分していなかったから捨てるに捨てられなかったお客様がいたことは確かである。次回からはこのようなことがないように、注意しようと反省をしている。


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