基 武雄の独 立 開 業 講 座・2005年9月

■しょせん、堀江社長さんもチラシ配布と同じ行動

 8月30日から第44回衆議院議員選挙が公示された。話題を呼んだのが、ライブドアの堀江社長。インターネットの時代でも、しょせんは私がこの講座でしつこく書いているように、チラシ配布なのだ。つまり、戸別訪問をしてお願いするしかないのだ。ただ、選挙の場合には、軒並み戸別訪問するのは禁止されているので、チラシ配布的な事をしないと自分自身の顔を売るということができないのである。
 フジテレビとの事が話題になった頃は、マスコミに出ればいいだけだったが、選挙になればそうはいかない。広島六区となれば人気投票じゃないから。
 私は、今回の選挙から勇退された前衆議院議員の徳田虎雄先生の選挙事務所に勤務していたので、選挙の事はだいたい把握しているが、どの様な選挙でもチラシ配布的な選挙である。確かに、インターネットの時代だから、立候補者はホームページで有権者にアピールする事もできるのだが、これもネットユーザーが検索すればいいのだが、そうでなければ観て貰えない。これでは選挙にならない。選挙に出馬するということは、人気もなければいけないのだが、その地域で常日頃から顔売りをしていないと当選はできない。
亀井静香さんを嫌いな人もいるだろうが、基本的には、亀井静香さんが強い。この大きな壁を壊すには、堀江さんの人気とネット作戦が成功して当選したら次からの選挙戦術が変わってくる。選挙は、浮動票をどれだけ動かせるかが投票率を上げる最大の要因になっていく。
だから、堀江さん自身は、今回の選挙で新しい選挙ネット戦術を模索しているように見える。
 ところで、有権者は現職議員でなければいけない人から新人候補が新鮮でいいとか、また、堀江さんのような人に広島六区の将来を託したい人もいるだろう。
 選挙も独立開業も同じ事であるが、今回の選挙を真剣に考えて頂きたい。というのも改革か、それとも現状維持か、現状からどのように脱却していくのか、新しい方法としてネットをどのように利用したらいいのか。問題が山積しているが、常に、市場の動向を把握していかないことには先が読めない。
 私のように観光ガイド業の場合、全国の方々が顧客だとメルマガ(弊社はメルマガを発行していない)の発行とか年賀状というがある。これでは、集客力にも限界がある。
実は、先月、旅行雑誌の取材仕事があった。奄美大島を東奔西走していく中で、私が旅行雑誌に掲載させる権限あるように見えるのでホテルや居酒屋からは感謝される。まずは私のチラシ配布的(弊社作成の観光地図を置いていく)な営業である。同時に弊社作成の観光地図も同時に置いていく。カメラマンさんが借りたレンタカーだからガソリン代も、食事は取材先で撮影した料理がただである。人のふんどしで相撲がとれるので一石二鳥である。経費が入らない。
 あなたが独立開業を考えていなくても、チラシ配布的な営業として、なにが考えられるのか紙に書いて頂きたい。
今回の選挙を機会に、これからの時代がどのように変化していくのか、間違いなく消費税が上がっていく際の価格設定の見直し。広島六区での堀江社長の戦略戦術を観て頂きたい。今年のはじめには政治には興味がないと言っていた人が、半年もしたら出馬するのだから、堀江社長はいかに、先を読んでいないかと言うことが実証された。これは、ネットばかりやっていたい人から出で来る発言である。
 小泉首相から声が掛かったからそうなったのか、当選することがライブドアの戦略戦術なのか、小泉首相との密約があるのか。あるいは、政治家は二枚舌の人でないと立候補できないと言う皮肉った見方も出来る。ようするに世間という街を戸別訪問していないと言う証拠がここにある。
 インターネットの時代もいいが、時間を作っては、戸別訪問である。色々な人の考えや行動で勉強をするべきではないだろうか。確かにあなたの考えも間違いではないかもしれないが、時期尚早である場合もある。考え方の軌道修正をするにも、あなたがどの様な仕事をしていも、チラシ配布で世間勉強してみてはいかがなものだろうか。
色々な事に気が付くことでしょう。それがなかったら気が付くまで、チラシ配布をしてください。

1.選挙においては、必ずチラシ配布がある
2.ホームページやブログ上での広報活動をどうするか
3.ネットかぶれをしないこと、過信しないこと。最終的には人間性の売り込みである
4.急遽、出馬する際には、8割は既存のやり方、後の2割はネット戦術だけで考えてみるのもいい。これは、模擬実験が必要だが、広島六区で模擬実験して頂きたい。投票までには時間があるのであなたなりに考えられる限りのネット戦術選挙を考えてみてください
5.あなたの選挙区の候補者のチラシをみて政策、写真、レイアウトを観る。また、ポスター掲示板も色々と参考になる。分らないときには、無理矢理でもいいから、何かにこじつけて頂きたい。
 

■やはり、常日頃の仕事が問われている
 
 8月(2005年)にカラオケの取材と旅行雑誌の取材が立て続けにあった。当然、日程があるから、取材は天気とスピードが問われている。そのスピードとは、無駄なく、日程を消化できるかと言うことだ。
 今回は改めて今までの取材を意識してきた仕事と模擬実験に誰も褒めてくれないから自分で褒めている(笑)。仕事中にしろ、暇なときにしろ、私は常にビデオテープで録画している状態で潜在意識に録画している。これは、ビデオでの取材とカメラでの取材があるわけだが、ビデオ的な目で見ているとカメラでの取材がある場合でも同時に考える。
 また、太陽の場合には、朝日と夕日の撮影がある。当然、お月様も撮影する(今回はなかったが)、それから夕日を何処で撮影したら綺麗なのか・・・。海と山がある。どこでどの様な取材ができるのか、その際には、誰に依頼したらいいのか、人脈作りが一番大事ではないかとも思う。すべてが同時に進行しないから、勝手に模擬実験をしながら、「ここがいい・・・」、「あそこは、許可がいるのだろうか」あるいは「夏は、海だから珊瑚礁は何処が綺麗か」、「あそこまでは2時間かかる」とか、「危険性が高い」とか。奄美大島を知らないスタッフに、企画書通りに行くのか、行かないのかを瞬時に判断するしている。
 次に、取材となるとロケーションである。風光明媚で奄美大島観光の基本的な所や、誰も行ったことがない所がある。弊社のツアーの際に、お客様の反応も確認している。誰が見ても良い景色。いや、そこよりもあの場所がお気に入りだったりする。また、取材の内容によっては業種や趣味によっても取材場所が違ってくる。
 それから、食事をする所もあるが、なぜか知らないけれど郷土料理はあるのだが、創作郷土料理とか、「これは奄美大島の食材でこのような料理を造りました」と、言うのもない。研究熱心でないから、取材ができない。常に、新しいお店の情報を集めて、食事をするように努めている。
 このように、奄美大島全体を常に意識しながら、いつ、誰が、どの様な状況の際に取材に来ても対応できるようにしている。これは、連帯関係がうまくいかないと瞬時な対応はできない。常に誰が何を得意としているのかが問われている。
 そして、昨日(9月4日)も取材ではないが写真をメールで送信してほしいという依頼があった。夕方までには送信できると思う。いや、しなければならない。何と、放送が9月11日(日)の午前7時であるから。もっと先の話しかと思っていたから仰天した(笑)。
 「奄美大島のことは弊社にお任せ下さい」と、言っている。当然、放送局や雑誌社から依頼である。間違うわけには、遅れるわけにはいかない。スピードイズマネーの時代であることは確かだから、この講座でも書いている。スピードとは、常に自分のレベルを高めていく事。後は、人脈作りにも時間をかけている。
 特に、取材は天気とスピードと冒頭にも書いたが、『所さんの目がテン』の番組制作会社からは、ガジュマルの実の写真がほしいという。「おいおい、奄美大島は台風14号接近中だぜっ」それでも、引き受けた。確か、9月2日に、話しがあって11日(日)の放送である。ここで弊社の仕事を見せるときである。メール送信後、写真の確認電話があった。ホッ、とした。すかさず今までの仕事を続けた。

●弊社は、別名プロジェクトチームA(Aは、奄美大島のあ)
1.どの様な取材依頼にでも迅速に対応できる。
2.特に、写真のレベルをあげてる。
3.ホームページ上等で常に更新している。
4.奄美大島ブログで様々な奄美大島を紹介している。
5.プロジェクトチームを組むには、一瞬で合体して、終わったら解散である。そして、また、一瞬で合体する。この身のこなしが、全体のバランスと、緊張感を生み出し、心臓から血液が流れているんだと自覚させている。
6.特に、リームリーダーである、私のレベルが問われているから、読書と情報収集は欠かせない。
7.最後に、常に模擬実験である。下さらないことから9月11日投票の衆議院議員選挙も同様である。関係ないと思わずにできる限り、自分がわかる限りの模擬実験は必ず必要で、いざと言うときに絶対に問われるから覚悟しておいた方が良い。
8.ビデオやデジカメの知識。特に、デジカメとパソコンとの相性も勉強する。
9.自らデジカメのレベルを上げておかないと、瞬時に動きができない。

※※※ 緊急告知 ※※※
9月11日(日)日本テレビ系の『所さんの目テン』に、弊社提供のガジュマルの写真が出ます。
何秒間かはわかりませんが、是非、ご覧下さい。
写真撮影:勝 廣光


■今『渋谷ではたらく社長の告白』を読んでいる

 この本は、サイバーエージェントの社長である、藤田晋氏の著書である。図書館で借りてきた。以前から読みたかったがお金がないので、忘れていた。昨日、返却の際に目に付いたので、早速借りて読んだ。面白かった。なにがって、人生の棚卸しではないが、サイバーエージェントと以前の会社のスタートが偶然にも同じであった。
 読んでいくうちに、年月日が書いてあるので、過去を思い出しては、読むたびに反省をしている。走り読みであるが、やはり、1日16時間労働をするスタッフとでないと独立開業なんてありえないと改めて知った。これで間違いない。労働基準監督署の言う時間なんか気にするな、所詮は、国家公務員でお金を稼ぐ事を知らない人達が机上の論理言っているだけだから。
 さて、それはともかく、独立開業は簡単にできても軌道に乗るには、3年はかかるが、業種によっては半年が勝負どころである。と、言うのはネットバブルであったり、不動産バブルであったりする。3年なんて待っていられない場合だってある。ただし、調子に乗らないように、ブレーキも必要である。
 独立開業をお考えの方は、この本を読みながら、その頃、何処でなにをしていたのか、今の会社でどのような仕事をしてるのかを同時に考えてください。きっと、仕事のヒントがあったり、反省するところ、勘違いをしていたところが絶対にある。
 特に、資金面では今でも困っている。これを打破しないと前には進めない。借金があると、支払日が間髪入れずにくるから、売り上げが上がっても即支払いである。今、漢字変換をしたら「即死はライ」と出た(笑)。要するに支払いをしないと死んでしまうと言うことである(笑)。これを一太郎のATOKで変換した。漢字変換はこれだから面白い。突然、横道に入って申し訳ない。
 さて、この本は、思った以上に詳しく書いているし、正直に書いている。また、登場人物の事を思い出すだけで、著者は心苦しいところもあったと思う。この心境はよく分かる。迷惑と、裏切り、あるいは、周りの人達が言っている事が理解不能になるのである。
 128頁には、電話が止められたことが書いてある。これは、人ごとではない。会社の電話代が払えないのである。私は、今年の1月に初めて電気を止められた。金がないのだ。ギリギリで仕事が入ったからあわてて支払いをした。「なんで、これが昨日であれば、止められなかったのに・・・」でも、これが現実であると言うことは、自分の責任である。さて、社内でスイッチを入れても電気がつかないと惨めになっていく。電話代、光熱費、ガソリン代の最低限の経費に少なくとも5万円は財布に入れていた方が良い。と、言う私の財布にはそんな大金は入っていない。
 それから、この様な状況を打破するためには、マスコミ各社の話題の会社になる必要がある。新聞、テレビを観てからの注文もきっとあるだろう。なかったら、ホームページ上で実績として掲載すればいい。
 この本を読んで、勘違いして頂きたくないのは、「藤田晋氏だからできたんだろう」と。それは違う。彼が書いたのは、「次は、あなたですよ」と、言っているのである。顔はおとなしくて、なにもできそうにない感じがするが、大学時代からのバイタリティーがあるからこそできるのである。私の場合には、ナンチャツテ独立開業をして借金岳が残ってしまった。確か、23歳までに200万円くらいの借金があった。
 人生の棚卸しをしたことのない人が大半だろうから、この本を読んで頂いて、自分の人生と照らし合わせてください。

■参考までに
1.奄美大島の図書館は蔵書が少ないので頭に来ていたのだが、「この図書館にある本だけが世の中に出版された本」だと思って読むようなしている。割り切ると以外にもすっきりした
2.書籍購入の資金がないから、借金返済とナンバーズ系の購入資金にしている。金があっても書籍を買わずに、図書館で本を借りて、リース業でいい商売はないのか考える
3.3度は、繰り返し読んで、速読のつもりで読んだり、音読をしている
4.自分だったら、どういう判断をしただろうかと、模擬実験をして読む。
5.藤田晋氏と同年代の自分を思い出してみる
6.今の仕事を調整したり、反省、資金管理と営業を再度点検する

渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫)
藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー


■衆議院議員選挙が終わって・・・

 今回の衆議院議員で、あなたはいったい誰に投票しましたか。また、支持した政党がありましたか。
 私の場合には、鹿児島2区から立候補した徳田毅(とくだたけし)氏を応援した。彼は、医療業界で有名な徳洲会病院のオーナーである徳田虎雄氏の次男である。今回、衆議院議員を勇退されたので息子さんが立候補された。私は、24歳から徳田虎雄氏の支持者であったことや、徳田氏の事務所に勤務していた事もあり、今回の選挙でも徳田毅氏の応援をした。見事当選しました。
 ただ、仕事や幹事もやっているので個人的には11月に選挙があれば良かったと思っていたが、そうもいかなかったのである。このように、日頃から余裕のある時間設定をしておかないと、突然の解散になると、正直言ってあわてた。
 また、選挙に関する情報収集をしていなかったので今回の解散の時期をや予測もしていなかった。
 さて、会社の社長さんは、選挙になると候補者同様に動く。特に、自民党と癒着して仕事を貰っている業界は特に、候補者よりも命をかけて動いている。これが、仕事以上の仕事であるからだ。
 ところが、選挙は敵味方になったりもする。あるいは、友達ができたりする。色々な人間関係ができる機会でもある。ともかく、選挙運動自体がすべてあなたの利益等にはならないし、リスクも伴う。しかし、やってみる事への意義がある。あるいは、選挙を客観的に観る機会でもある。
 さて、選挙が終わって、自民党の圧勝であったが、ここからが国民が大変な時代に入っていくと言うことに気が付いていない。
 小泉首相が来年の9月で首相の座から降りると言うが、彼のことだから、実行するだろう。その後に、増税ラッシュが起きてくる。消費税は10パーセントと考えた方が良い。また、環境税をガソリン価格に転嫁する事への批判もあるだろうが、実施される可能性は100パーセントと考えた方が良い。こうなるとトヨタのハイブリッド車が馬鹿売れすると考えた方が良いだろう。
 ここで考えなければならないのは、今回の自民党圧勝で、どこの企業が利益を上げていくのかを観るべきだろう。これが株価にも跳ね返ってくるのではないかと、株をやったことのない私は予測している。
 衆議院議員の任期は4年だが、平均して3年とみた方が良いだろう。この3年間というリズムを経済の波として読む練習にして頂きたい。この波が一定の波なのか、大波小波なのか。当然、問題は山積している。国も、私たちも、問題山積の中で売り上げと各増税対策。投資、預金、健康等を考える事だ。必ず、あなたの入る隙間が用意されている。この隙間が沢山あって、ひとつひとつの隙間に楔を入れてください。大きな隙間どころか壁が壊れる。ほらっ、あなたの入る隙間どころか、仁王立ちしても余裕のある市場が微笑んで、座布団を準備している。
 独立開業はゲリラ戦である。これは、アメリカ軍がもっとも苦手としている。アジア人の得意はゲリラ戦なのだ。チラシ配布が機関銃、ホームページやブログが地雷になるだろうか。営業することが最大の防御で取材があれば、顧客が意識して、売り上げが増えていく。それから、携帯ホームページもある。モバイルはこれからもっともっと伸びていく。
 このように、衆議院議員選挙から見えてくる事は色々あると思う。ただ単に、各政党が、どうのこうのとか、投票した候補者が当選したとか落選したとかも大事なことだが、終わったことだから、次の事を考えよう。そのためにも模擬実験が必要なのだ。模擬実験になれていなければ、今回の衆議院議員の結果をネットとか全国紙を買ってきて分析する。あなたなりの考え方、結論、わからない、これからこうなるだろう、こういう風に会社を経営していこう、あの人があの候補者を応援していた理由が聞けたら聴いてみる。選挙でこれだけのことがわかってくるから、これで模擬実験ができるのだ。
 面白いじゃないか、常に問題意識のある人になれる。分かりたくないことや興味のない事もあるので、そう言うときには、その事について詳しい方を知っておく必要がある。
 たとえば、政治の事でだったら、山田太郎さん。経済は大塚浩三さん、音楽だったら奥田庄太郎さん。というふうにリストを上げる。あなたが世の中のすべてなんかわかりっこない、誰でもがそうだから。でも、人脈と生き字引だけは多くあった方が判断する際の実践の参考になる。

●今回の衆議院議員選挙における個人的な意見
1.広島6区で、亀井静香氏が当選して嬉しかった。有名人人寄せパンダ、インターネット刺客は、しょせんは戸別訪問するしかないと言う現実を知ること。
2.大阪で、社民党の辻本清美氏が比例区で当選したが、彼女の意気込みを感じる。あの時、自ら身を引かなければならなかった彼女の心中を思うと心苦しかった。それに比べて、男のくせにグジグジしていた男議員が情けなかった。
3.小泉首相が来年9月に降りたら、各税金が一斉に増税になるので、それを模擬実験しながら商品価格や売り上げと利益を考える。
4.小泉首相は、公明党との連立は必要ないという考えが必ずある。しかし、今それは絶対に言えないし、政治生命も短いので、どうでもいいという考えもあるだろう。
5.これから、自民党がブルドーザーのようにすべては数の論理で進めていく。
6.あなたが、野党だったらどのような政策をとるかを模擬実験してほしい。基本は、国民は無責任な安定を望んでいる。当然、与党としての模擬実験の必要である。
7.金持ちを優遇しないと国が潰れる。「悪貨が良貨を駆逐する」考えが王道をいく場合がある。
8.これ以上、ガソリン価格が上昇し、環境税としてガソリン価格に転嫁されたらトヨタのハイブリット車が馬鹿売れする。そして、トヨタの株が上がるだろう。


■毎日、仕事がある
9月13日(2005年)(火)から、毎日のように仕事がある。今までになかったことではないかと記憶している。だから、支払いがスムーズに行っている。当然、足りないが(笑)。でも、お客様には感謝しています。
 今月の上旬に台風が接近したおかげで78,000円の利益が吹っ飛んだ。これも今までになかったことである。その時に、普通なら頭に来る事なのだが、「いや、きっと仕事が毎日のように入ってくる」という直感があった。そして、これが見事に当たった。
 仕事上の直感は大事なことである。直感が、毎日のようにあるわけではないのだが、9年も仕事をしてると直感力も向上してくる。
 さて、ここからが問題である。メルマガの原稿を毎週書かなければならない。また、30スタイルというブログにも毎月2回の原稿を書かなければならない。また、観光地図の広告掲載の営業や各ホテルや観光施設への配布もある。雑用業務を同時進行しなければならないので、昼食時間は自宅に戻っているのでついでに雑用業務を消化している。いくら狭い名瀬市内といえども無駄な時間は当然出てくる。これには神経質になっている。
 仕事がないと借金が増えるし延滞にもなる。今月のように仕事が増えてくると雑用業務がおろそかになる。この雑用業務が大きな仕事に繋がるから侮れない。
 日々考えているのは、弊社の様な『1人大企業』にもなると、1人で同時進行とはいかないから、誰に、どの様な仕事を依頼したらスムーズに行くのかを考えなければならない。また、相手の仕事も同時に考えている。自分のことだけを考えてはいけない。特に、狭い名瀬市(人口41,000人)では人脈が頼りになる。常に相手の売り上げと自分の売り上げも同時に考えて仕事をしてください。
 確かに、ホームページがある、自分で営業をやっている、今までの信用と実績がある。これに、相手の仕事の売り上げも考えいるということが分かると、客が客を連れてくる。いわゆる口コミである。 実際に、昨日の金作原鳥蝶植歩ツアーは、口コミで福岡のお客様から電話があった。某社の方から聴いたというのだ。常に仕事は誠心誠意、お客様には絶対に媚びない。値引きしない。しかし、最も大事なことは、常に満足度を意識して自分の持っている知識で楽しませている。どの様な仕事でも同じだと思う。 
 たとえば、これの仕事は1時間で1,000円貰わないと合わない事もあるが、先行投資と口コミで帰ってくると思っている。金がないから、たかが1,000円が10万円に思えてくることがある。やはり貧乏経営者になりたくないから、ここは我慢して将来のお金を考えるようにしている。そのおかげで、毎日のように仕事が入ってくると思っている。
 それから、取材もある。当然旅行雑誌である。今日は、マップルの取材だ。この他にも先月あった。『るるぶ』からも、会社と電話番号の確認の電話があった。これで来年も、備考欄に掲載されると思うとホッとする。これでいくらかの利益が入ってくる。
 焦ってもしょうがないから、地道にコツコツである。以前も書いたと思うが、人間は骨でできてるから骨々(コツコツ)である。

●確かに、金がないし、仕事がない
1.旨く資金繰りをする。分からなかったら、経理に詳しい人に相談する
2.焦る気持ちを抑える、顧客満足度を上げる。但し、お客様はどうでもいいから、自分がお客様になることが大事。
3.ホームページ上で集客する、雑誌に紹介される、日々営業。これは、チラシ配布をする(弊社の場合には、観光地図)。ブログで自分自身の宣伝をする。
4.デジタルとアナログを旨く使いこなす。
5.お客様に葉書を出す。これは感動される。あるいは手紙でもいい。
6.株、不動産投資、金投資等の投資を実践する。借金返済で悩むよりも、以外にも、これが大事なこと。
7.友人知人から紹介して頂けるような仕事を心がける
8.自分や自社の仕事を分かってくれている人を再訪する。ここから、新しい仕事を紹介してくれる。


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