鹿児島県奄美大島の行政・政治家向け奄美のエコとエゴツアー

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奄美大島へ出発する前に・・・。

・デジタルカメラをご使用のお客様へ
デジカメ使用の場合には、マニュアルから、露出補正とホワイトバランスを使いこなすように練習をしてください。
オートでの撮影の場合に、暗く写る場合があります。せっかくの旅行ですので、もう一度、露出補正とホワイトバランスの操作を覚えましょう。

・露出補正(画像の明るさ)
・ホワイトバランス(画像の色合いを調整)

※デジカメをお持ちでない方は、携帯電話のカメラでも練習してください。綺麗な写真が撮れるようになります。

奄美大島に持っていく物

奄美大島旅行の思い出をデジカメでパチリ!!

オリンパスのカメラ

行政・政治家向け奄美のエコとエゴツアー自然編スケジュール

9:00　奄美市名瀬のホテル出発

金作原(きんさくばる)原生林へのご案内

金作原原生林〔ｷﾝｻｸﾊﾞﾙｹﾞﾝｾｲﾘﾝ〕道中では、アスファルト舗装と未舗装道路の違い。
また、奄美大島らしい植物であるビロウが咲いていますが、なぜか、海岸線にあるはずの植物が山にあるのはおかしい〔左の写真〕。漠然と観ているとなんの違和感も感じないから不思議なものです。
※金作原鳥蝶植物ツアー

金作原原生林入り口から、往復約300mを自然観察
〔金作原自然観察教育林ということで、植物や樹木の前にプレートがありますので名前を覚えやすいと思います。ヒカゲヘ
ゴ、アマミシダ、ヘラシダ、ヒリュウシダ等〕をしながら、自動車が通りやすいような道路整備をしているところに視点をあてて、こういった場所でなぜ、人間中心的な整備がされていないのかを観て歩きます。
〔左の写真は金作原の入り口の案内板〕

昼食

地産地消レストラン瀬里奈で、昼食。
マングローブ原生林へのご案内

　マングローブ展望台から、マングローブ原生林をご覧いただければ、山々と同じ緑色一色でなんの変哲もない景色ですが、このマングローブにはなんと体長3mもある巨大ウツボのオナガウツボや、ノコギリガザミ、オキナワアナジャコ、ヤエヤマシジミ〔10cm前後もある巨大シジミ〕ミナミコメツキガニ、ミナミトビハゼ、ヒメシオマネキ等が住んでいますが、残念なのが、公共工事の影響で赤土の沈殿が急速に進んでいます。

その影響は、展望台からはわかりませんが、実際にマングローブカヌーツーリングを体験していただければご覧いただけます。

　さて、ここからが問題なんですが、赤土の影響で川に沈殿しているわけですが、あと数年もしないうちに、奄美の観光でのヒット商品である「マングローブカヌーツーリング」ができなくなるおそれがあります。ここでの大きな障害になっているのが、国定公園であるということです。

枝一本を折ったたけで罰金3万円と聞いていますが、もしも、ここを赤土が沈殿したということで、川が浅くなって「マングローブカヌーツーリング」ができない。

また、前述しました生き物たちの生息が今ですら脅かされているのに、数年後にはもっと大きな問題点が浮上してくることでしょう。おまけに、近くには、赤字とわかっているのにもかかわらず、約12億円の巨費を投じて箱物施設を建設中です。「今がよければそれでいい」という行政のあり方をご案内いたします。

(右の写真はマングローブ展望台(撮影当時は、木造の展望台でした)からマングローブ原生林を撮影したもので、フォトテクニック2000年7／8号の83ページにも掲載されています) 右の写真は上の写真を撮影中に「私も撮って」と、ポーズをとってくれた鳥なんですが名前も言わずに飛んでいったので、お名前がわかり次第皆さんにご報告いたします〕

マングローブカヌーツーリングでお楽しみください。〔スケジュール上変更する場合があります〕

ヘゴ三つ

　奄美大島は本州から数えて日本で7番目に広い面積があります。
奄美大島には、トンネルが34 あります。多くの峠や岬周りをよぎなくされ、ジェットコースターのようにアップダウンと紆余曲折した道路をなるべく真っ直ぐに、また、時間短縮のためにトンネルが必要だったわけです。そして、トンネルができたら今までの旧道はほとんどの人達が利用することなどありません。

　しかし、自動車が通らないのを利用してできることは、自然観察や写真撮影、スケッチが可能になりました。また、山の中であるにもかかわらず携帯電話のアンテナも近くにあるので意外と人によっては便利かもしれません。旧道の利用方法も考えてみてはいかがでしょうか。

このスケジュールでは、金作原原生林とマングローブ原生林の二箇所をご案内いたします。奄美大島での観光で１番人気のある場所で、漠然とみていると「自然が一杯」という風に観えますが、「エコとエゴ」という観光をするとまったく違った世界が観えてきます。

　私たちは、戦後の復興の中で、開発と豊な生活を目標に努力してきました。その結果が、環境破壊、ゴミ問題、数え上げたらきりがないほどの問題が山積しています。

また、企業倒産、大企業の怠慢によるさまざまな問題が、毎日、マスコミを賑わせています。日本人のようにすばらしい国民はいないと思います。

　さまざまな問題提起をし、日本の縮図である奄美大島で、まずは、小さくシュミレーションすることによって全部とは決して申しませんが、いくつかは解決する方法が見つかるのではないかと自負しています。ツアーの帰り道いろいろな話をしながらホテルへ急ぎたいと思っています。
自動車が通らないということは、自然を感じる瞬間のひつとだと思います。
〔写真はヒカゲヘゴ〕

奄美市名瀬のホテルには、18:00頃到着予定。

■ツアー内容
上記は、モデルプランです。基本的には、お客様のご希望のツアーを心がけています。