まずは、観光で稼ぐ方法である。奄美大島よりも宝島での観測がいいのだが、宝島へは鹿児島から『フェリーとしま』か、奄美大島から宝島へ行く方法がある。宝島は私も一度だけ行ったことがあるが、こぢんまりとしていい島である。
宝島へ行く前に観光で稼げないだろうか。そのためには、旅行社等とタイアップをする事も検討した。
また、私が卒業した金久中学校のOB会である、真潮会の三十周年でもあるので、卒業生が本土から帰ってきて観光等に繋げないかと考えて当然である。
しかし、どうも胸騒ぎがするのだ。観光ガイド業を九年間やっていると、直感力が鋭くなってくるのである。
また、今年（二〇〇六年）は、台風が来ていない。と言うことは、いつか大きな台風がくると考えて当然である。残念ながら、手元に台風に関する資料がないので詳しくは言えないが、平成二年に瀬戸内町古仁屋で土砂崩れによる死者が多数出た。
次に、ご存じのように異常気象といわれている。今月（〇六年十一月）は、北海道で竜巻の被害で９名の方が亡くなられている。これから日本でも竜巻による被害があると考えるのが当然であろう。また、奄美大島のように台風銀座と言われている地域では、台風が来ない。また、今年は降雨量が少ない。となると、断水が考えられる。これは、亜熱帯の奄美大島にとっては動植物に大きな影響を与える。
また、中国からの黄砂。また、中国の工業発展のために酸性雨が降っているという人もいる。この様に、地球全体が異常である。
私の予測では、〇九年の 皆既日食において、強力な台風が奄美諸島（喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島）において死者数二十六名。そのうち三名が島外者で、内一人は外国人男性で太っている人。その配偶者か彼女は身長百七十五㎝以上で、細身の方と予測している。
このように、皆既日食で、奄美大島や宝島に観光客の方や、天文ファンが世界各国から来島するのはいいことだが、この様に、大型台風によって甚大な被害があると予測している。
確か、二社くらいのライターの方から皆既日食の企画を考えているという事で問い合わせがあったが、弊社としては、上記の様な考えを話した。当然、唖然としていた。
私の予測がはずれた方が弊社としても稼げるわけだが、そういうことではなく、稼ぐ前に安全であるのかが問われている。
また、このような予測をする事によってありとあらゆる災害から命だけは守るという行動学が必要になってくるのではないだろうか。
もっと重要なことは、政治家や行政は、余計な道路工事や都市計画をやめて災害を考えた都市計画や道路工事を行うべきだ。
私の予測がはずれればいいと心の片隅で思っている。
平成二十年七月二十二日
基 武雄
基 武雄
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