基武雄の独立開業講座


 資金・預金・貯金・借金を考える

この内容は、特に営業経験者を想定して書いています。店舗での商売には向いていない内容かもしれません。

はじめに・・・
この講座は、あなたが、どのような状態であっても、まずは、人生の棚卸しをして、自分自身をはっきりと把握する必要があります。これができないと、下記を読まれても意味不明な文章にしかなりません。


●3年間は、無給でも耐えられるくらいの資金量が必要
 具体的にいくらなんだと言う話しになるのだが、これに関しては、その人の家族構成によって違ってくるのと借金の残高によってもちがってくるのです。あえて言うなら1.000万円は必要です。しかし、それくらいの資金があっても、うまくいかないのです。

●借金できるうちに借金をすると地獄をみるのでやめましょう
 誰でもが、考えるのは、借金が出来るうちに借金しようという考え方が一般的でしょうが、借金の前に、自己資金がどれだけ確保されいるのかが問われているのです。私が借金で苦しんだのも自己資金の確保がなかったのと計画性のなさがあったわけです。洒落になっていませんが、自己資金がないのが、経営の「事故資金」になってしまうのです。
 そして、もっと怖いのは、一瞬借金成金になるのです。最悪な人は、「そんな車なんかいらないのに・・・」とか、お酒の好きな人は、飲み屋街に投資して闘志をもやして凍死するのです。
 まずは、自己資金の確保を確実にしてください。成功へのプロセスは、自己資金がどれだけ確保されたかが80%をしめているといっても過言ではないのです。
 この自己資金を確保してきた実績が成功への近道だと思います。ただ、ほどほどにしないといけないというのが判断の難しいところでもあります。

●もしも、借金しなければいけないときには、50万円単位で考える
 もしも、借金をしなければいけないときには、借金をしなくてもいい方法をまず考えてください。基本的には、資金繰りや突然の出費が発生したので、借金を考えるのでしょうが、まずは、現在の預金通帳等を確認してください。どうにかならないか。また、信頼の置ける知人に相談をしてみてください。
■どうしようもない時の対処方法
1.積み立て預金の解約
2.その他の預金通帳を改めて眺めて、ため息をつきながらでも思案する
3.50万円の借金の場合には、サラ金よりも銀行系のクレジットから借りる
4.最悪な場合には、融資先がはっきりしていて信用のある会社から借りる
5.支払い先に、現状を話して、減額支払いのお願いをする
6.高利貸しの場合には、返済は二ヶ月以内で確実に支払いが出来る状況の時に判断する。しかし、ここに判断ミスがあって、あてにしていた入金が入らない場合があるので、相手が大手企業(地元で)だからといって安心してはいけません。これからは、大企業が倒産する時代が始まるのはこれからなのです。
7.ブラックリスト者に、色々な融資の葉書が届きますが、即、ゴミ箱に捨てること。見ると借りたくなる。それは、危険なこと。
どれだけ借金があっても、50万円の余裕資金を確保するように努めてください。この50万円が、自信への 第一歩になります。

●必ず就職をすること
 必ず、就職をしてください。仕事の基本は、今の時代でも会社組織にあります。否定してはいけません。否定する暇があるのなら、現実という会社組織の分析をしてください。これが、新しい発想の出発点です。極端な改革も大事なのですが、改革も、現状の20%を超えると社員が付いてこれなくなってしまいます。
 さて、就職活動は大変です。ハローワークに行っても、現実を理解していない公務員が就職の紹介をするという矛盾に満ちた環境です。それで、仕事なんか見つかりっこないのです。そこもまた、ビジネスチャンスでもあります。横道にそれましたが、会社組織を分析してみてください。
 また、冒頭にも書いていますが、あなた自身の人生の棚卸をしてください。自分の実力と会社組織、現在の経済状況の3点を、重ねたり、離したり、模擬実験をする思考力が問われています。
 その後、自分なりの組織を考えても遅くありません。
 さて、フリーターの方は、現在の職場が、正社員へ採用する会社であったら是非、採用されるように努力してください。一生フリーターではいけません。あなたが、成功したいなら・・・。あっそうそう、いい見本の方がいらっしゃいます。ケンタッキーフライドチキンの社長さんは、アルバイト出身です。チャンスは逆に、フリーターの方々にもあるのかもしれません。
 この時に、一円でも多く貯蓄をする事。

●収益の三本柱と日銭稼ぎが必要
 収益は、どうしても三本柱が必要だと思います。当社の場合には、結婚式の司会(結婚式のプロデュース業やイベント業がもっとも得意としています)観光ガイド業、そして、奄美大島の特産品の販売をしています。現状では、当社は、金作原鳥蝶植歩(きんさくばるちょうちょうしょほ)ツアーというガイドを日銭商売にしています。
 本音としては、ひとつの仕事で経営がうまくいけばいいのですが、そうなるまでには、まだ時間がかかりますし、これからは、今まで以上に多角経営でないと会社が生き残れない時代なので、15種の仕事を経験してきた私は、時代到来と喜んでいます。
 理由は、価格を自分で決められると言う利点です。なるべくそういった商品を探して販売しましょう。

奄美大嶋観光ガイド
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