基武雄の独立開業講座


こんなビジネスを企画する

●公務員が最大の顧客になる日
このビジネスを公務員経済崩壊ビジネスという。(2004年からは、確実にこういう状態になってくる)
 ご存じのように、市町村合併が毎日のようにマスコミで報道されていますが、合併の際には、人員の削減と給料の減額が考えられます。そうなると企業同様に副業をしないと生活できないようになります。所有している、自動車や不動産などを処分しなければならない人が増えてきます。
 彼らは、自分が仕事ができると勘違いをしている仕事人種で、実際に、民間企業で仕事をさせても何の実績も残せないのです。理由は、借金という経済で給料をもらい。利益を上げていないのに、賞与がでるという矛盾的な仕事をし、週休2日に祭日も休みで、代休も休んでいる。おまけに、残業手当を罪の意識もなく平気で口座に振り込ませている。(もちろん、民間企業でもそうでしたから、心当たりのある人は要注意事項です)そういった人たちが、副業をする場所が少なくなってきています。
 また、仕事ができないと自覚している人は、途方に暮れるだけです。しかし、これもせっかくですから、ビジネスにしましょう。下記、を参照してください。

このビジネスに興味のある方は・・・。
1. 古物商の登録をする。
家財道具がリサイクル品になってしまう。自動車も余ってくる。格安レンタカービジネスも考えてみては。(古物商の登録申請は、警察署です)
2. 不動産業を考える。
現在の住宅、マンション等を大量に処分しなければならない状態になります。給料が減額されると、まず、住宅ローンの支払いが、とどこおってくる。そして、差し押さえられた住宅、マンション等が、競売市場にあふれ出す。ここから、中古住宅、マンション等の供給過剰になると、不動産市場の価格が下落してくる。と、私は、予測しています。民間版、貸しはがし状態が、もっと進む場合があるということも考えておいた方がいいと思います。
3. 公務員でもできる仕事を探す。
コスト意識がまったくないので、収益の上がるような仕事では使えない人がほとんどですから単純作業がいいのだが、今の時代は、その仕事が中国に行ってしまったから困った。何か考えましょう。
4. かなり安いバイト代で仕事を依頼できる。
背に腹は代えられないから。
5. 公務員の副業ビジネスを考える。
しかし、雑用もできない人や常識が通用しない人が多く、ブライドが高いので、その人ができる仕事がほとんどない。困った。
6. 公務員をリストラになった人たちへのビジネス基礎講座。
早い話が、公務員の感覚をコスト意識と世の中の厳しさを教える講座。受講料は、失業保険等からのお金がある。しかし、講師側は、人の弱みにつけ込んで詐欺的な料金徴収をしないこと。その方が、自立できるように支援するという思考力を発揮できる講座にしてください。ここから、天才が生まれてくる。

●便利貧乏ビジネスを考える
 31歳(1991年頃)の時に、ホテル勤務当時に、営業で訪問したお客さんから、「便利貧乏していますねぇ・・・」と、いうので、初めて聞く「便利貧乏」に興味を持った。
その方の話では、1本の商品でいいのに卸屋さんは、「1本買うと、送料がかかりますが、6本納品させていただければ、送料は無料になります」との事。
その商品は、一本でいいのに、6本購入することによって5本の不良在庫が発生するわけです。
 このような話だったと記憶しているのですが、「宅急便は、郵便局でというと速達だというのです。そんなに急いで配達しなければならない商品がいくつあるのだろうか。」言われてみれば、おっしゃるとおりです。
 そこで考えたのが、『鈍行便』を考えてみましょう。
普通なら、奄美大島〜東京までが4日間かかったとしたら、この鈍行便だと1週間はかかるのです。それで、料金安くなればいいのではないでしょうか。
 具体的に、料金の算出ができないのでこれ以上の事はわかりません。また、実際は、存在しているのかもしれません。一度考える必要のある企画ではないでしょうか。
 あまりのスピード時代に、逆に『鈍行便』的な企画をしてみるのもいいのではないでしょうか。

●現在の福祉医療の盲点をつくビジネスを考える

 現在の福祉医療をご存じでしょうか。介護保険、デイケア、在宅者への給食サービス。
 現在の医療の中で、高齢者に対する、医療はありがたい状況ではあるのですが、これが、日本の医療費を圧迫している要因でもあるのです。
 また、ありとあらゆる延命方法をとっているという現実は、ただでさえ借金大国なのに、今まで以上に医療費が上がり大変な経済負担をしいられています。今のままでは、これからも、このままでしょう。
 さて、今の医療、特に、高齢者医療全般を見ていると、若い人が、高齢者のお世話をしているという構造になっています。
 実は、若者こそが、不健康なのです。これからの日本の医療は、『健康な高齢者が、病弱、あるいは、骨粗鬆症の若者を介護するという時代なのです』
 年寄りは、病弱、あるいは、体が弱いと思っていることと思いますが、現在、100歳以上の高齢者は、確か、全国で、約2万人以上いると思います。その理由は、明治や大正時代に生まれた人たちだから、長生きをしているのです。
 著書は忘れましたが、確か「42歳死亡説」という本が出版されましたが、早い話が、私の同級生(昭和33年〜34年生)は、42歳までしか生きられない。という内容なのです。私の年代は、特に、昭和33年、34年生の人たちは、缶コーヒーを飲みインスタント食品を食べて生きている年代なのだ、特に、長生きが出来ない年代なのです。この内容に関しては、実感しています。だから、数年前から、「江戸時代的な・・・」、と、まで言うと大げさですが、インスタントラーメンはそうめんに、缶コーヒーは、35歳を境に、美味しくなくなってきたので、お茶を飲んでいます。そのおかげで、缶コーヒーも新製品以外は、ほとんど口にしなくなりました。
 早い話が、『健康な老人が、不健康な若者の介護をする時代になっていくということです。』皆さんの回りの高齢者で、缶コーヒーやインスタントラーメンを飲んだり食べたりしている人が何人いるのでしょうか。
 笑い話しだとお思いでしょうが、これから、こういう時代になっていくのです。高齢者人口が多く、若者の人口は、減少していくという事は、今までの現実という概念では、ついていけない時代に既に突入しているということに気が付いてください。
 特に、医療の現場にいらっしゃる方が理解するのに時間がかからないのではないでしょうか。こういった、情けないことが社会現象化して、また、私のこういった考え方が、間違いであればいいと、私自身が、一番考えています。
 しかし、今まで、色々な職業を体験してきて感じることは、けっして若いからと言って、健康ではないと言うことです。
 ある日ある時、私は、仕事で医療講演会を担当したことがあります。産婦人科の先生が、おっしゃるには、「今日のような、お年寄りに骨粗鬆症の話しをしても意味がないんですよ、特に、女子高校生にこういった、骨粗鬆症の話しをしないと・・・」
 こういった、なにげない一言が、大きな意味を持っています。つまり、高校生は、全員が、自分は健康だと思っているでしょう。いや、若いからそういった感覚、あるいは考えたこともないでしょう。
 そこで、色々な場面で、高齢者の知恵や経験が役に立ち、体力がないのは、医療機器とか、電動機械や、自動車で解決できます。こういった、過去と現実を瞬間移動的な発想ができるのは、高齢者だから出来るのではないでしょうか。
 これからのビジネスにおいて、現実が真っ逆さまになったり、立場が、一夜にしてひっくり返ることもあるでしょう。
 あまりにも、想像を絶する現実がいつ来てもいいように、発想の転換という練習と模擬実験だけは欠かさない方がいいのではないでしょうか。
 『健康な老人が、不健康な若者の介護をする時代になっていくということです。』この考え方については、常に、両極端な考え方と行動力の訓練をしてください。
 
■各業界ともに、『健康な高齢者が、病弱、あるいは、骨粗鬆症の若者を介護するという時代なのです』ということがあり得るという現実とたとえ話は 沢山あります。
■高齢者の知恵や経験をもっと生かせないか。年をとっているからといって、考え方が古いとは限らない。行動力がないとも限らない。人脈は、高齢者の方が多くあるし、歴史観もあるから、色々と話しを聞くといい参考になる。
■常に、色々な場面で両極端に考える事。
■今の医療ビジネスは、盲点だらけだが、プチバブル的な所があります。気が付いていますか。(各業界でもプチバブルはあると思います。ブームでもいいですから探してください)
■人生の棚卸しと各業界の先輩方の話しや著書を読んで、考え方を整理整頓をして実行しましょう。
■考えて行動ではなく、行動しながら考えてください。

●林業とエルネギー事情を考える

 ご存じのように、日本は、山大国といってもいいくらい山間部が多く、以前は、木造住宅がほとんどだったわけですが、現在では、コンクリート造の住宅も増えています。
 この企画は、すでに全国でどなたかが実際に、販売をしていらっしゃることと思います。しかし、今一度、考え直してみたいと思います。日本人として、足下を見直し、温故知新であってほしいと考えました。
 現在、自宅のお風呂の中に木炭を入れています。単純に「入れた方がいい」と言うことで、入れておいたところ、母が、「風呂場のカビがほとんどなくなったように思うんだけど・・・」と言うのである。改めてみてみるとビックリしました。ほとんどというよりも、「まったくない」と言って過言ではない状況にあるのです。私が、カビ捕り、お掃除係だったものですから、一目瞭然。
 また、ビックリしたのは、残り湯がさめにくくなっていることにも気が付きました。
■これで、自宅のお風呂場は・・・
カビの掃除をしなくていい。
カビ落とし洗剤の購入の必要がない 。
残り湯がさめにくいので、ガス代の節約になっているかもしれない。

 ここで、改めて考えると、これを全国で推進した場合には、大きな経済効果が生まれるのではないでしょうか。
1.林業が盛んになり、雇用が増え、林業で使う機械メーカーの売り上げが上がる。
2.炭焼き経験者がいらっしゃるので、高齢者(高齢者とばかりは言えないが)の雇用が拡大すれば、やりがいが出てくる。
3.このように、高齢者の知恵が、日本の知恵として見直されてくれば、講習会や推進協議会を作って全国展開が出来る。
4.残り湯がさめにくくなると言うことは、ガス代が少なくてすむ。早く風呂に入れる。お金と時間の節約が同時になるということは、経済的にも大きな効果がある。
5.木炭は、使い捨てではないので、干しては何度も使える。経費がからない。

 さて、奄美大島の林業業界は不況です。ここは、平地が1割もないという、山の島(本州から数えて、7番目に広い面積)です。
 平成の始めまでは、木材をチップにして製紙工場に輸送して大きな経済力をもたらしたのですが、1ドル80円になった頃に、工場が3カ所も閉鎖になり、当然失業者が出てきたわけです。
 現在は、その材木を住宅用の木炭にしています。湿度が高いので、床下に引くとカビが生えないとか、住宅の中で活躍の場所が増えているのです。
1.床下に引く
2.押入に入れておく
3.炊飯ジャーの中に入れておく
4.お風呂に入れておく
5.その他、色々あります

 全国の家庭で、このような使い方をすれば、日本の経済効果は計り知れないのではないでしょうか。ちなみに、私は、約6年前に10`を買ってきて家の隅々に木炭を置きました。
 具体的には、どれだけの経済効果があるのかは、わかりませんが、直感では、1年間で2,000円以上の出費を抑えているのではないでしょうか。
 もしも、全国の家庭でこれを実施すると金銭だけで、2,000円なのですから、風呂場の掃除をするという労働時間も考えれば、もっと大きな経済効果になることでしょう。
 特に、お風呂のお掃除は、奥様方の重労働のひとつです。これが、軽減されるだけでも奥様方はきっと喜んでくれるでしょう。
 目に見える経済効果と目に見えない、意識できない経済効果は大きいのではないでしょうか。
 木炭を仕入れることが容易で、何を販売していいのかがわからない人は、木炭販売ビジネスも視点を変えると大きな利益にはなりませんが、楽しくなるのと、改めて家庭の中を見るとプラスαの販売商品に気が付くと思います。
 阪神大震災以来、私は、日本の住宅は、『病気しやすくて、死にやすい家造り』だと言ってきました。
 アルミサッシになったことによって、喘息の子供達が増えているようです。また、地震になれば、家は崩壊し、次の瞬間、火災になります。また、タンスの引き出しが、ミサイルのように飛び出してくると言うではないですか。
 何か、いい商売はないかと考える場合には、やはり、住宅から考えるのもいいのではないでしょうか。大きな利益にはなりません。しかし、確信をつく仕事であれば、なくてはならない商品であれば、どうにかこうにか、ギリギリでも生活が出来るのではないでしょうか。
 それから、「当社の商品を販売してくれないか」と、悩んでいる方もいます。ちょっとした、発想と行動力で単純なところに商売がり、あなたを見て手を振っています。
 日銭商売を始めましょう。そして、関連商品を同時に開発して、間髪入れずに販売しましょう。

奄美大嶋観光ガイド
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