徳之島・天城町長選挙
平成22年徳之島・天城町長選挙、町議会議員選挙当選者
投票率93.64%
大久 幸助 3199
叶 福次郎 1741
町議員選挙結果
473 久田高志 39 1回
403 上岡義茂 51 2回
372 徳田睦男 67 5回
369 前田芳作 49 3回
342 平山栄助 50 6回
332 柏井洋一 57 4回
310 田原廣秀 61 6回
308 鶴 博典 52 4回
304 武田正光 65 3回
303 秋田浩平 55 1回
287 柏木辰二 46 3回
265 松村義則 66 1回
248 松山善太郎61 2回
242 吉田宏三 49 3回
次点
219 西松文良 61
176 吉村友秀 61
11 三原秀貢 60
新人の3名が落選した。
当選
野村哲郎(自民現)2回 437,740
次点
柿内弘一郎(民主新)306,183
山口陽規(共産新)52,448
予想通り、現職の野村氏の圧勝であった。
土建業、農業関係、その他の多くの団体から手堅く支持。
また、公明党の選挙協力が最大の要因。
特に、徳之島では、普天間基地移設問題反対運動が参議院議員選挙のデモンストレーションという選挙運動になり、徳之島3町で9,873票。柿内氏は、1,316票と7倍以上の得票だった。
また、奄美諸島は圧倒的に自民党大島で、公明党支持者も多い。
これで自民党が2議席を確保したことで、3年後の衆議院議員選挙にはずみをつけた。
来年の4月は県議選挙があるため、それを見据えた選挙にも見える。
来年の選挙において、民主党候補を立てることが出来るのかが問われている。
■2010年6月25日現在
公示したが、奄美大島での出陣式ではないので盛り上がりはない。
また、2007年に比べて民主党への風は吹いていない。
逆に、自民党に対する期待感はない。
野村哲郎候補は現職でありながら島民への知名度は低いが、徳洲会病院や地元選出の県議会議員や自民党支持の土建業者などが支持している。
特に、衆議院議員徳田毅氏は必死である。
来年(2011年)は、県議会議員選挙ということで、地元選出の県議は、自分の選挙と模擬実験的に動くことは間違いない。
この選挙運動に対して、民主党から県議選候補者が水面下で動いている気配はない。
共産党公認の山口陽規氏は、前回同様に立候補しているから知名度はあるが、前回に比べてどれだけ得票を伸ばすかが問われる。
柿内弘一郎氏は、弁護士で初出馬と言うことで候補者の中では緊張感のある候補者である。管政権後の民主党支持率の高さを当選に持って行くには、奄美群島の得票は多くない。
奄美群島だけでの得票数では野村候補には勝てない。知名度が低い。
自民党離れと民主党支持者をどれだけ集票できるかが課題。
候補者はもちろんだが、一番緊張しているのは県議会議員でしょう。来年の自分の選挙。また、その後2012年7月の知事選挙があるが、伊藤知事は確か、宝くじに関する仕分けだっだろうか、地元からも全国からも発言に対して批判があった。「次回の選挙では当選させない。」と言う有権者が多くいる。
たとえ、野村氏が当選しても、鹿児島県議会議員選挙で自民党議員の当選者数が激減すれば、自民党の崩壊に繋がる。
鹿児島の政治は、知事によって変るが、伊藤知事が落選。あるいは、自民党支持の知事が落選したら2012年8月から鹿児島政治が大きく変る事になる。そうなると、次の参議院議員選挙での自民候補者は当選は不可能になる。
動きとしては、野村候補の当選以上に県議達がどれだけ努力するかが問われている。
●地元選出の県議会議員
金子万寿夫、与力雄、永井 章義、禧久 伸一郎
2010年選挙情報
伊仙町議選・1月