7月12日(火)に告示された、徳之島町長選挙は、予想通りの現職と新人が立候補した。
前回と同じ顔ぶれで、激戦になるのは間違いない。
届け出順
新田武広・にったたけひろ(52) 無所属新人
高岡秀規・たかおかひでき(51) 無所属現職
奄美群島でも徳之島3町の選挙は激戦の代名詞のようなもので、いや過激な選挙。あるいは情熱ある選挙。と、言えばいいのだろうか。
さて、投票結果は、過去500〜737の票差である。
常に現職が当選している。
現職が新人に敗退した過去のデーターがないので正確な判断はできないが、新人候補の新田氏が517票差を当選に持っていくのは不可能に近い。現職を倒す勢いには、過去4年間の活動が問われている。
現状では、4年間で517票差を当選にもって行くには至難の業である。
新人が当然する条件としては、現職のスキャンダルであるが、現状では聞えてこない。
また、現職への恨み辛みでは当選はできない。 現職である高岡氏は徳洲会病院を主体にどれだけ新人候補の追い上げをかわしていくかが勝敗となる。
昨年の5月だっただろうか、徳之島に米軍基地誘致の反対運動があったが、私は、今回の選挙戦との関連した動きと見ていた。
数年前に、徳之島の山中に地元出身の航空自衛隊ヘリコプターの機長が激突している。
軍事を勉強すればわかりそうなものだが、誰も彼もが勉強してるわけではないから、徳之島米軍基地移設は降り得ない。と判断できる。
これを逆手にとって、衆議院議員徳田毅と今回の徳之島町長選挙の前哨戦を模擬実験した反対運動にしか見えなかったのは私だけだろうか。
基本的に、現職が当選する。と、判断するのが正しいだろう。
■投票結果を予測する
11日現在、9452人の有権者数に、前回の投票率が88.46%を掛けると・・・。
9452人×88%で、8317人
前回の投票総数は8460人 この段階で、前回よりも投票数は減。
過去のデーターは、票差が500〜737票である。 これの数字を少しだけ調製すると、300〜537票となる。単純に200票減にした。
8317票を半分にして4158票 これに、最低票差の300票を現職に加算すると44458票。
新人は、3858票になる。4458票+3858票=8316票−1票
この模擬実験が正しい。と、すれば前回と変らない投票数になる。
参考になるかはわからないが、現場に行っていない、徳之島からの情報もないので、今までの経験値からの模擬実験である。
当たっても外れても、恨み辛みはなしでお願いします。
前回の投票結果
平 成19年6月26日(火)
投票日 平成19年7月1日(日)
当選 高岡秀規・たかおかひでき(47) 4431
新田武広・にったたけひろ(48) 3914
森 五十次・もりいそじ(63) 115
投票率88.46%
7月12日に告示される、徳之島町長選挙は新人との一騎打ちになった。
新田武弘氏(51)が2007年の前回に続き2度目の出馬表明をした。
投票日7月17日(日)
■2007年の前回の投票結果
当選 高岡 秀規・たかおかひでき(47)4431
次点 新田 武広・にったたけひろ(48)3914
次点 森 五十次・もりいそじ(63) 115
投票率88.46%
徳之島町長選挙
7月12日に告示される、徳之島町長選挙は新人との一騎打ちになった。
新田武弘氏(51)が2007年の前回に続き2度目の出馬表明をした。
投票日7月17日(日)
■2007年の前回の投票結果
当選 高岡 秀規・たかおかひでき(47)4431
次点 新田 武広・にったたけひろ(48)3914
次点 森 五十次・もりいそじ(63) 115
投票率88.46%
1月11日(日)告示、16日投票
宇検村村長選挙結果
当 元田 信有 841票
國場 和範 796票
投票率 96.43%
予想通りの選挙結果になった。が、これからが宇検村の試練が待ち受けている。
先週は告示されたので報道規制もかかったのかもしれないが、もしも、明日の南海日々新聞と奄美新聞が報道しなければ、このブログで、これからの問題点を書くことにした。
噂を聞いている人もいるだうが、これが噂ではなく事実であるとことを知っている人もいるだろう。
簡単に言うと金の問題である。
たいした金額でなければいいが出所が問題。
これに関して、両当事者がどのように対応するのだろうか。
また、考えられることは、出所から支給された給料の返還もありえる。
たとえば、Aさんが、そこから一ヶ月に15万円支給されたとしよう。支給された全額の返還となれば役場機能がどうなるだろうか。
このような村民にとって大事なことを報道しないことに罪はないのか。
悪く言えば、「そんなの関係ない。」と、判断する人もいるだろう。わけもわからず『当選すれば官軍』なのだろうか。
大きな産業がない。原子力廃棄物の問題は跳ね返したからいい。漁業、林業も活気がない。まっ、マグロ養殖は盛んだが。産業と村長の政策は一心同体である。
さて、新人の元田村長に期待したいのは、前職の百貨店だっただろうか、その時代の人脈や感覚で特産品の販売に貢献できればいいと思うが、実はここにも落とし穴があって埋め戻すのに時間がかかりそうである。
候補者は、現職と村議会議員の元田信有氏(60)の2名。これの他には立候補者はない。
また、元田氏の欠員に関しては公職選挙法に定める要件を満たしていない為、補欠選挙はない。
今回の選挙では、元村長派の動向と現職村長の実績を村民がどれだけ評価するかが問われるが、血縁関係が強いので利益誘導と感情の投票になると予測している。
國場 和範 現
元田 信有 新
2007年宇検村 村長選挙
平成19年1月14日(日)投票日
当 國場 和範 885票
次 元山 三郎 841票
開票率100%
当日有権者数1,803
投票者数 1,741
投票率 96.56%
■票の読み方
前回の投票率が96パーセント。 投票率が高いので、1,646人(四捨五入切り捨て)と判断した。
これを2名の候補者で割ると823票。
次に、候補者の出身集落を調べる。 両候補共に役場のある湯湾(ゆわん)集落です。と、言うことは823票は揺るがない。
次に、親戚関係がどれくらいいるのか。
また、候補者が親戚関係者に嫌われていない。たとえば、財産問題とか前回の選挙で痼りがないことが条件となる。が、これは誰もが票として読める範囲であったり、判断できない点もあるのでかなり難しい。
また、議員がどの候補者を応援しているかにもよる。
この場合には、議員が有権者にどれくらい影響力があるかによっても違ってくる。
今回の場合には、823票+50票で873票前後をとった候補が当選するという簡単な計算をしてみた。
ところで、宇検村の1,715人という有権者数の中で50票も大差を付けることが当選に繋がるが、これが、困難な点でもある。
毎年、有権者が減少している点でも候補者として、取り巻きとしても毎回苦戦する。
裏切りとか、感情による投票もないと予測していますので大きな変化はないと思います。
但し、先日にも書きましたが、どちらが当選しても難問がマスコミに報道されることが予想されます。
これをどのようなに対処するかは、次期村長の判断と村民が知ることになった場合にどのように議会で解決するのかが見物である。
今のところ、書くことはしない。これは選挙妨害ではなく、選挙中の両候補者の動向を見守りたい。
そのことを知っているのか、情報が入ったのかが、後日問われることになると思います。
1月 宇検村長選挙
現職 國場和範(58)
4月 鹿児島県議会議員
■奄美市区
与 力雄(65) 11,687
永井章義(53) 10,216
10年12月現在の有権者42,722(前回42,615)
■大島郡区
金子万寿夫(63) 無投票
きく 伸一郎(54) 無投票
6月 瀬戸内町長選挙
現職 房克臣(58)
7月 徳之島町長選挙
現職 高岡秀規(51)
9月 与論町長選挙
現職 南政吾(70)
奄美市市議会議員
10月23日公示
10月30日投票
定員は、26名から24名になる。
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