基 武雄の独 立 開 業 講 座・2005年11月

3社を買収するという考え方もあるじゃないか
 
 私は、現在46歳です。金がない、結婚したことがない、当然の事ながら地位や名誉も財産もない。あるのは、ひとつの身体と、日々目標に向かって走っている自分だけである。
 今はないが、絶望感が数日続いたことがあった。しかし、それを考えていると、前に進めないから、常に大船に乗った精神状態を心がけている。
 さて、マスコミでは、ソフトバンク、ライブドア、楽天の話題が毎日のように三社が入れ替わって報道されている。結論から言うと誰でもがあれだけの企業の社長にはなれない。そこで考えた。三社を同時に買収するという考え方はどうだろうか。知識がないから、得策はないが、一度考える必要があると思う。まずは分析である。3人とも東京の出身者じゃない田舎者。ともかく勉強している。時代を確実に読んで実行している。当然、世間からの避難、誤解、噂が飛び交っている。それに耐えられるだけの精神状態と毅然とした態度。一度も失敗したことがない。デジタルな生き方に見える。一気に階段を上っていく力がある。と、同時に従業員が素晴らしい。これは、自分よりも能力のある人を1人でも多く雇っている。自由度も高い。社員が伸び伸びと働いているように見える。アメリカを意識しているように見える。楽天は分からないが、出版事業をしている。証券会社や金融事業がある。常に、人の金を集めている。
 簡単に書いてもこれだけはある。
 さて、現実的に行こう。貴方の町の会社を見て頂ければ、このような会社があるだろうし、倒産し掛かっている会社や後継者を探している会社も絶対にある。そこで、三社を揚げて同時に買収、あるいは、三社買収をするという考えがある。
 私は、既に情報収集をしている。実際に、行動していないが、時期尚早なので模擬実験をしている。これは絶対に欠かせない。人間関係、考え方、資金、信用問題等あげるときりがないが、これを整理整頓をしている。いつ、声(債権処理、社長をやってくれ、知恵を出してくれという要望にこたえられるようにしている)がかかってもいいように、模擬実験の連続である。社員の愚痴も当然聞く。しかし、「もっと積極的な考えをしろ」と今日も朝っぱら某社で言ってきた。私の話に、ビックリしていた。「こういう風に、考えて行動しろ」と。
 文句を言ってもしょうがないが、一番大事なことは積極的な考え方である。この積極的な考え方は、どこから来るかというと、誰でもが買収するとか、経営を肩代わりするという考え方。あるいは、改善していくという考え方である。確かに、今の社長では頼りないし、昔取った杵柄の話しが多いだろうが、その話しの中で、自分なりの模擬実験をする。そうすることによって、次の考えが出てくる。確実に出てくる。今の会社ではどうしようもないが、次の会社で使える。その前に、社長が交代すると、貴方の考えが採用される場合もある。
 ここで、絶対に諦めたり腐ったりしてはいけない。「チャンスは毎日のように貴方の目の前を通り過ぎている」と、私は考えるようになってから、希望が持てるようになった。
毎日のように、チャンスがあると信じる。絶望感とか、自殺とか、逃避を考えるな。そのチャンスは金、人脈、笑い、感動、次なる仕事への足がかりになる。
 たとえば、このメルマガの原稿でも金にはならない。しかし、私の経験と同じ事をしたことのある読者もいる、これが書籍として出版されたらいいと考えているから時間を作って実行している。
 また、色々な本を探してきては、自分の企画に入れ込んでいる。これが面白い。先ほども、知り合いと電話をしていたら、良いことを思い出した。実は、最大の難関が目の前にあったのだ。「これかっ・・・」これで、ほとんどが解決した。これで、新商品ができる(笑)。
 さて、諦めるな、三社を買収するという考え方を持つ事。一から起業するよりも早く、信用とか実績ができる。これこそ、『速度は、金になる』のである。
 なにもない私が、常に考えている事は、自分に到底できない事を真剣に考えている。
 この発想が、ソフトバンク、ライブドア、楽天の三社を買収するという考え方が絶対に必要になってくる。

『バフェットとソロス勝利の投資学』を読んでいる

1997年から、投資に興味を持った。当時は、確か200万円以上は貯蓄していた。この金額は、給料とボーナスをため込んでいた。当然、200万円強の金額では足りないと言うことは分かっていたが、男4人で会社を興した。だが、会社を始めた頃には、100万円もなかったように記憶している。
 さて、97年に退職をして、98年の4月1日に会社を興した。それから、2000年には、代表者である私が退社して現在の会社を設立した。その間に投資のとの字も考えることなく、ともかく会社を軌道に乗せることに必死になっていた。そかれら、ホームページの作成にかなりの時間とインターネットを勉強するのに膨大な時間が掛かっていた。だから、まったく投資のことなど考えていなかったのだ。97年の12月には、投資のことを考え、今までのことを反省したのに、会社を興してからすっかり忘れていたのだ。
 独立後は、借金が増える一方である。日々、借金が増え延滞の日々である。その間、投資を忘れ2003年からはナンバーズやロト6にはまっている。いったい何処で反省をして投資をする考えがあったのかと考えていた矢先に、日経新聞をめくっていたら『バフェトとソロス 勝利の投資学』の広告が目に飛び込んできた。両者の考えを知りたかった。それまでは、本田静六の本は買って読んでいたので彼の事はだいたい理解している。しかし、この2人の事は名前だけは知っている程度であった。
 反省を含めて投資の勉強をするために食い入るようにして読んでいる。本日現在、2回目の読書になっている。急遽5回は読む事にしている。当然、他の雑誌も書籍もあるからかなり早く読む必要がある。
 そこで、「やはり・・・」と、思ったのが、下記の内容である。これは、投資の事だけではなく仕事上の基本でもあると思う。
41頁に学習の四つのステージというところがある。42頁に書いてあるが・・・。
●無意識的無能:わかっていないことをわかっていない
●意識的無能:わかっていないことをわかっている
●意識的能力:わかっていることとわかっていないことをわかっている
●無意識的無能:わかっているとわかっている

 また、これ以外には、「複利で稼ぐ」ということが、理解できていなかった。かつて郵便局に積み立てをすると複利で増えるという時代があった。記憶では100万円が5年後には、110万円以上になったのではないかと。「投資家が貯蓄してるわけでもないのに???。」あるいは、「税金を払わないで稼ぐ方法はないか」と考えていたこともあったが、それは無理だろうと諦めていたらバフェットが実践していることを知った。やはり、あったか。但し、投資の考え方が違うとこの考え方にはならない場合もあるが。いずれにしろ、長期で考える。つまり、複利で稼ぐという考え方で税金を極力払わないという結論である。
 いきなり投資といっても、どの投資家のまねをすればいいのかがわからない、色々な投資に関する雑誌や書籍を読むが、誰を師匠にしたらいいのかもわからなかった。
 現在46歳だが、バフェット流でいけば20年後には大金持ちになることができるという事を知る。但し、それまでにやらなければならない事がある。種銭作りである。それも投資だから捨て金でもある。
悲観することもなく、諦めることもなく、ひたすら勉強して実践あるのみである。
 幸いするのは、ネットの時代だから奄美大島のような離島でも投資がリアルタイムでの取引ができる点がありがたい。20年前(離島はポケベル、携帯電話、インターネット等、時代の最先端は超鈍行)まではそうはいかなかった。現状を旨く利用してともかく投資だけを考えている。
 すこし横道に入る。昨日、お客様から色々な話し、とまではいきませんでしたが、商売のヒントを聞いた。これは、奄美大島だからできるのではないかという内容であった。以前から、気にかけていたことではあったが、専門分野ではないが、その一言で観る目が違ってきた。
 これは投資の話しでは全くないが、基本的な仕事があって生業にしている。その間に、前述の様な事も同時に考えていかないと奄美大島では、同じ仕事では喰っていけない。これが全国的な傾向にもなっていくと思っている。どうしても、3つの大きな稼ぎ柱が必要である。企業でも独立開業でも同様だと思う。
 さて、投資の話しであるが、いつでも投資できるように毎日模擬実験をしている。勉強をしてる。実践が伴わないとどうしようもないが、目標は大きく準備をジックリしている。とりあえずは5万円からではないかと考えている。明日は、糸山英太郎氏の書籍で株投資の考え方をチェックする事にしている。

■『バフェットとソロス 勝利の投資学』ダイヤモンド社
定価1800円+税 ISBN4-478-63110-7

自分なりの年表を作成する

 皆さんは、エクセルを使用しているだろうか。パソコン雑誌でもエクセル中心の雑誌が発売されているくらいビジネスの世界では当たり前である。この表計算が便利である。グラフの作成ができる。また、文章も書ける。そこで、今回は、この表計算を利用して、自分なりの年表を作成しようという内容である。
 まずは、自分の生年月日を基準にする。そこから、色々な年表に関する本から入力しても気が遠くなるので、皆さんの蔵書の中から1962年には何があったとか、という記述があるとする。これを入力する。あるいは、好きな歌手のアルバムの発売を入力しておく。ともかく、自分に都合の良い年表を作成する事である。
 それが何の役に立つかである。これは、「これに役に立つ」とは段下来ません。この様に年表を作成することによって、歴史観がある。そのうちに、自分なりの未来予測ができると思う。また、オリンピックや万博の日程。あるいは、日食や皆既月食もある。これが、予測年表になる。これに気が付いて、少しずつではあるが記入している。
 株、災害、経済、天候等の予測もできると思う。つまり、誰と誰が、あるいは、この人がこういう風に動くと。「これからこうなる」と、予測できるのだ。
 私の場合には、「あの人が、こうすれば、翌日は必ず雨が降る」という法則を発見した。これが驚くことに100%の確立で当たるのだ。また、皆さんも経験していることで洗車をすると次の日、あるいは、数時間後に雨が降る。と、言うことは、体内時計に雨が降るというメーターの様な物があるに違いない。
 この様に考えていくと、何気ない事ではあるが予測ができるわけだ。これをもっと具体化するために、エクセルで年表を作成するという考え方になった。特に、関数を使うとか難しい操作がないから、気軽にできると思う。後は、自分なりに必要な項目があったり、増えたら、いつでも自由に変更ができるからエクセルは重宝する。また、難しいようであれば、身近な人に聞くといいだろう。すぐになれる。基本的な操作方法だけで年表は作成できるから。
 ちなみに、私の場合ですが、今、『バフェットとソロス 勝利の投資学』を読んでいますが、ここに出てくる年代と内容を記入することにしている。あるいは、蔵書の中から時々は、読み返してみて、「これはっ・・・」と思わなくても時間があれば入力しておいた方が良い。何かの役には立つだろう。どうしてもいらない情報であれば別の覧に移動すればいい。
 この目的は、予測である。いつかは分らないがきっとある日「はっ」とする日が来る。私の場合には、投資を始めようとしているので、その参考になればとも思っている。また、私が20歳の時に歳時記ではないが、人生を振り返る事にもなる。
いつかきっと役に立っても無駄にはならないと思う。また、エクセルがバージョンアップしても特に問題がない。但し、データーのバックアップだけは取っておくように。
 これに気が付いたのが1997年で投資に興味を持った頃だった。日経平均株価とか、ブラックマンデーとか、災害とか、財界の動向や選挙とか、これ以外にも沢山ある。「歴史から知り己を知る」ことの大事さを感じている。ある技術者の本を読んだときにも未来を予測している所があった。これは確信があるから自信を持っているのだろう。私も信じるようにしている。いずれにしろ、入力しておくといい。あるいは、そのようなホームページがあれば利用すると良いだろう。あるいはデーターベースの利用も入力を軽減できる。
 独立開業の際には、多くの時間を費やすことができないが、ポイントだけは抑えておいた方が良い。未来は過去の繰り返しである。

■年表を作成する際の主な項目
1.自分を中心に年表を作成する。あるいは、親の誕生日から。
2.政治、経済、株、投資、戦争等もある。
3.戦後から始める
4.必要な項目があるともっと遡ればいい。
5.だいたいの構想ができたら、ホームページ上で検索して参考にする。あるいは、専用のホルダーを作成しておく
6.どの書籍の何頁かを必ず記入しておく。こうすると、入力時間が軽減できる。
7.暇なときに、図書館に行って、それなりの本を借りてきて、重要なところだけを入力しておく。その際には、書籍名と分類番号も把握しておく事。
8.業界の年表があれば、参考にする。
9.そんなの興味がないと言う人は、友人の仕事を中心に適当に作成しておくと。意外なことに気が付くかもしれない。「興味がないのにできるかっ」と、怒られそうだが、これは、エクセルの勉強にもなるし、入力の勉強にもなる。暇だったらやった方が良い。
10.特に、仕事でも趣味でもいいから適当でいいから、やっていくと時代が分ってくるから。それには、目標と読書であるが、気軽に適当に年表作りをしていると、なれてくるから。簡単ではないが、自分の事だから、次は、これを金にする方法を考えればいいんですよ。
1.気分が乗らなかったら、好きな音楽を聴きながら自分を騙しながら実践しましょう。一年間やっていく、読み返してみる。いつかきっと「あっ」と気が付く日があることを信じてやりましょう。


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