奄美大島の観光は、何故発展しないのか

鹿児島県の伊藤知事は、スカイマーク就航に反対


現在は就航していません。

2011年3月27日から鹿児島−奄美大島間に、スカイマーク就航。
幸いな事に、昨年に続き半年間ではあるが、ジェット便が1便ではあるが就航したことに感謝しています。
しかし、鹿児島県は歓迎していません。
理由は、奄美群島の市町村が日本エアコミューター(JAC)出資てしいるからという。
これで、奄美大島の人達は、頭に来ている。

政治家や公務員の出張は、税金だからいいのだろうが、民間企業や島民は、自腹である。
このような基本的な経済力をしらない人達が鹿児島県全体を操縦している。
これが、飛行機だったら墜落どころか、倒産して離陸できない状況にある。経営は、飛行機同様に、常に満席にして航空貨物も満載して飛んでこそ、経営安定である。

納税者の感情を逆撫でしている現状が奄美大島の観光発展の足かせになっている。
しかし、それに気がつくことなく、口では観光という。

2010年9月1日から鹿児島−奄美大島間に、スカイマーク就航。


9月1日から鹿児島−奄美大島間に、スカイマークが就航すると地元紙が報じた。
世界各国で航空機業界の経営は厳しい状況である。また、各空港の経営も同時に厳しい。
羽田空港や成田空港が増便することによって、顧客争奪戦と各社の消耗戦がこれから続く。

一概に、喜べないのが、JAL便との競合でJAL便の減便に繋がる。考え方は色々だが、たとえJAL便の減便になっても177人搭乗出来る機材だから心配ないように見えるが、JAL便の撤退になったらスカイマークも撤退する可能性も考えられる。

考え方が矛盾するするように思えるだろうが、奄美大島の観光、ビジネスがこれから搭乗者数を増やす方向には行っていない。
もっと最悪なのは、就航する航空会社は撤退となったら、とっとと飛んずらする。そうなるとjal便が減便した後に、スカイマークが撤退したら、現状の1日約900席が一挙に600席代になれば、それだけで満席状態になる。

もしも、そうなれば、危機的な状況になる。
株価同様に、航空会社は損切りを早くすることが経営の基本である。

今回の場合には、ボーイング737−800型、177人乗り。と、現在、就航しているMD-90型機(マクドネルダグラス社製)と同型機である。機種的には問題がないが、奄美大島の人は、上京する際に、極力早い時間帯を利用したいという行動があるので、奄美大島発午後12時35分、鹿児島着1時20分着では、JAL便を利用する乗客が多い。

この時間帯は、エアーニッポン(当時は、鹿児島 - 奄美大島 - 沖縄で就航していた)が就航していた時間帯と同じではないかと記憶している。あるいは、記憶違いであれば、もう少し遅い時間であった。

普通なら、全日空就航が奄美大島発展の最低条件が私の信条だが、スカイマーク就航を手放しでは喜べない。
最大の理由は、地元が動かない。表面的には動いているように見せるが、所詮、JAL的な公務員でスピード経営の無い感覚である。

 

但し、採算があわなければ、とっとと撤退する。これが堅実な経営である。その時に、奄美大島の人達は批判するだろう。

スカイマーク就航は良いことだが、jalと同様に搭乗者率をどれだけ必死になって上げていくのかは消極的で他力本願である。
だから、奄美大島の観光は絶対に発展しないのである。

■2011年12月現在、2012年の就航予定はない。

10月以降は、スカイマーク便だけがジェット便となる。
 

使用機材 ボーイング737-800型
鹿児島発   午前10時50分 奄美大島着 午前11時40分
奄美大島発 午後12時35分 鹿児島着   午後 1時20分 


■スカイマーク株式会社代表取締役社長の市江正彦氏が講演会■

平成30年12月6日(金)午後6時30分
奄美観光ホテルにて


▲奄美大島の観光は、何故発展しないのか


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