7月22日、「るるぶ」からの取材依頼がありました。

自宅でのSOHO（スモールオフィス、ホームオフィス）をしていたころ、時々、お客様から「来社したい」と、いう、話しがある時に、自宅なので喫茶店で打ち合わせをしたことが、度々ありました。

これでは、まずいということで、いよいよ、自宅からどこかに事務所を借りることにした。以前から、「ここかなぁ～」という、今の事務所を借りることにした。

1.　一番の目的は、「るるぶ」に掲載されることを予測して借金をして借りることにした。

2.　自宅では、存在感がないのと、母と同居ということもあり、仕事場としては不向きである。

3.　来社される、お客様や友人知人とゆっくり話が出来る

無理をしてでも、やはり、事務所があると色々な面で便利ではあるし、母に気を遣いながら、キーボードを叩くこともないのである。

１人になって考え事をしたり、パソコンをやったりで、ともかく、自分なりに仕事は、はかどっていく・・・。ともかく、支払いさえ考えなければ、天国ではあった。

夏は暑く、冬は寒いという困った事務所ではあるが、国道沿いという事で、観光客の皆さんや通行中の皆さんに対しての印象度は大きいので、宣伝効果は抜群である。

ともかく、耐えながら、攻撃を続行する。

売り上げが上がらない、これは、言うまでもなく、経営としては最悪である。では、どうするかと言うことである。

早速、観光地図の作成に取りかかったが、ソフトが違うと操作方法を習得する時間がかかりすぎてかなり苦労した。　

ともかく、何らかの行動は、地図の作成とホームページからの集客頼みではあるが、アクセス数が少ないので、売り上げは、相変わらず上がってこない。

必死になって、まっぷぷ。
るるぶ「屋久島奄美種子島'03」に紹介される。

このるるぶ「屋久島奄美種子島'03」の掲載で、予約の電話が来るわ来るわ。思うように売り上げが上がってきました。やはり、旅行雑誌の影響力は大きかった。特に、この雑誌を購入する前に、当社のホームページを観てくださったようで、雑誌に紹介されていると言うことで、お客様が、「やはり、ここにしよう」と確信したようです。

おかげさまで、有名人までいらっしゃいました。ありがたいことです。この調子で、雑誌掲載に力を入れるようになりました。

ほぼ同時に、マップル、ブルーガイドの旅行情報誌にも紹介さました。

墜落寸前の経営に快感を感じる毎日。それが、飛行機の着陸の際の緊張感にもにている。実際に、飛行機を操縦したことがあるから、自分が宙に浮いている恐怖感も体験しているので経営の厳しさを知っているつもりです。

「エスクァイア日本語版」2003年8月号
日本の美島へ、ハイだウェイ。
http://www.esquire.co.jp/cgi-bin/esq/home.cgi

佐渡島、隠岐島、佐久島、小豆島、五島列島、屋久島、父島、そして、奄美大島の特集です。

当社は、64㌻に紹介されています。30代前半、この雑誌に載りたかった。まさか、特集のトップで紹介されるとは思ってもいなかったので、願い事が叶った瞬間、「叶えられるのが、願い事だ」と言うことを44歳にしてわかった。嬉しい。 2004年 昨年よりも売り上げが少ない 2005年6月　奄美パソコンショップ内に引越し、今年は、上京出来なかったのでストレスが貯まった。

2006年1月
昨年、上京出来なかったので、無理して出かけた。神様は絶対にいると確信した（笑）。

まだまだ、借金は、増えていく馬鹿り

10月18日頃
奄美パソコンショップの社長、河原敏は、多額の借金を人に押し付けて、私の推測では1,000万円以上の金を持って夜逃げした。正確には、午前中に飛行機で飛んだ。と、思っている。

　私が間借りさせて頂いているパソコンショップの社長は多額の借金と迷惑を残して夜逃げをした。たぶん、東京だろう。スポンサーから金が出た。以前から夢を描いていたパソコンショップができるという夢が一挙に叶った。

ところが、一挙に投資した。店舗の改装、中古車の購入、草かと思うと離島への出張。私は、これで（パソコン）失敗したから止めるように再三忠告したが、最終的には自分の考え方が正しいという大きな間違いを起かして夜逃げした。

もともと多額（数千万単位）の借金があり、そこへパソコンショップである。前述のように、一気に投資したために経営は破綻して経理にも嘘を言ってピンハネをした。それでも数千万単位の借金が返済できるわけがない。

パソコンの修理代や販売のかかくは激安。常にお客様に対しては、いいこぶりっこして利益にならない。資金繰りは絶望的。どうにかこうにか回していても入ると出るとが合わない。

そういえば、修理代も格安。これではどうしようもない。

パソコンの修理には時間がかかるものがある。たとえば、データーのバックアップである。特に、破損データーは会社にとっては致命傷である。その修復代が格安なのだ。最悪な場合には丸二日間もパソコンからデーターを取り出すという。もっと最悪なのは、パソコン自体が壊れるときがあるという。こうなればマザーボード交換を余儀なくされる。

独立開業だが、資金が出来た。その前に、どこにどれだけの金額を使うのか費用効果という考え方もない。ただ単に、パソコンショップをやりたいという一心ではダメだ。その資金が銀行借り入れとかスポンサーがらみだとやっかいである。

あくまでも、資金は潤沢になければならない。

再三注意しても聞かない。このような経営者はどこにでもいる。それで被害を被った社員や関係者は沢山いる。

大企業でも潰れる時代である。質素倹約する前に、計画的な行動が問われているが、自分の夢だけを追いかけないことだ。現実直視でなければならない。しかし、その現実がわからない。
焦らなくていいから堅実に生きましょう。

そして、私は、この経営者の考えや動きを見ていて不思議に思った。どこかでこのような光景を見たことがあると・・・。それが、昭和58年（24歳で約900万円の借金）にパソコンで失敗した経験とほとんど、いや、まるっきり同じであることに気が付いた。

彼も、『基武雄の人生劇場』を読んでいるはずである。

それでも、わからい、いや、それどころではない資金繰りだったのだろう。借金に借金を繰り返し、高利貸しから借りるまではいいが、それ以上の発展は絶望的であった。私が失敗した状況と同じである。

成功したければ失敗者に多くを学ばなければならないが、未知の世界は薔薇色に見えてくるが茨の道である。

今回は、独立開業ではないが、同じような物である。失敗も成功も基本的には同じであると言うことを知って欲しい。無責任男はどこに行ったのだろう。

「自分の心の声を聴きなさい。そして、心の声を信じなさい。」　
奄美大島観光ガイド　
代表者　基　武雄

■成功する方法
人生の棚卸し後、失敗したことの反省よりも、些細なことでも良いから成功体験だけを思い出して行動して下さい。
そのうちに、成功パターンがわかってきます。軌道修正にも役立ちます。

ともかく、成功パターン認識を多くしてください。

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