奄美大島の観光は何故、発展しないのか。

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全日空就航が最低条件


 政治家や行政は、日本の航空事情がわかっていない。これは、国の政策にも問題があるから、一概に悪く言えない事情がある。
日本の離島においては、日本エアシステム(東亜国内航空)が主流であった。全日空が国内幹線。そして、日本航空が外国である。
 当然、日本エアシステム(東亜国内航空)は、国内の離島を中心に就航していたが、旅客機がYS-11であるが為に、大量輸送が出来ないかった。また、YS-11の老朽化と騒音問題(同クラスでは清音)や64人乗りというハンディもあった。YS-11の名誉のために言うが、これほどすばらしい機体はないと言い切っても過言ではない。詳しくは後日にする。

 さて、日本エアシステムは、国際的な航空会社を目標にエアバスA-300を就航させた。

 また、マクドネルダグラス(現在はボーイング社と合併)これがDC-10を就航させたが思うように行かなかった。

 日本航空と全日空のサンドイッチ状態になり、経営も苦しく、東急グループの重荷にもなった。
そして、日本航空と日本エアシステムが合併したが負債の多い会社が合併した結果経営は依然と苦しく株価も全日空に比べて約半値という状態である。

 特に、機材が違うために重荷になり、組合が6組合もあるという。この組合が会社の脅迫団体であるから、経営という安定飛行の妨げになっている。

 このような現状を知ってか知らずか、地方の行政は口が出せない。意見も言えない。



■備考
全日空、ピーチ・アビエーション(令和元年9月から関空から就航予定)奄美大島は及び奄美諸島に就航していません。
現在(令和元年5月21日)は、成田空港からバニラエアが就航しています。
1996年にエアーニッポンが撤退。
全日空のホームページ
全日空の株価

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