徳田虎雄先生との正しいお付き合いと理解の方法講座

徳田虎雄先生との正しいお付き合いと理解の方法講座

14.「激怒する徳田虎雄」この先生が怒ると命の限り激怒するので、見慣れてる私はどう~ってことはないのですが。新人の職員は皆ビックリするんです。

「まぁ~困ったおじさんだなぁ~」とかねがね思っているところに、当の先生曰く「僕は怒るのが仕事だから~」と、言ってのけるものだから立ちが悪い。(笑い)ところが、初めて、京都に行った時のことである。あの有名なMKタクシーに乗りたくて、タイミングを見計らっていたら運良く乗ることができました。そして、その運転手さんの対応のいいこと・・・噂どうりなんです。

色々な話をしている中で、京セラの稲盛会長の話が出たのですが、あの稲盛会長と言えば、仏さんのような容姿でいいイメージがあったのですが、その運転手さん曰く、会社では激怒するらしいのです。えっっっっ!!!!!。と言うことは。「一代であれだけの会社を経営するという事は、激怒が必要条件になるのかぁ~。」う~ん??????。困ったものだぁ。

その話をある人にしたら、ダスキンの創始者故・鈴木社長〔たぶん鈴木さんだったと思いますが間違っていたらゴメンナサイ〕もそれで。今思い出したのですが。本田宗一郎さんもそのタイプでおまけがついて物まで投げたというエピソードを思い出しました。

 多くの創設者は、色々なストレスと馬鹿な社員の指導には激怒するしかないのでしょうか。そういう場面にでくわしたなら、「元気のいいおじさん」くらいに思ったほうがいいと思います。今時あれだけの経営者もいませんから。


15.「人に会うのは夜10時から」徳田虎雄が現在の地位を維持してきた理由は色々ありますが、その中で、ひとつご紹介したいことが、「人に会う時は夜10時過ぎてから会う」ということです。

基本的には、テレビを観ている時間帯ですし、人によっては就寝の時間です。

しかし、経営者は、そうではないのです。基本的には仕事をしている時間帯なのです。ここからが難しいところですが、夜10時に会える人が何人いるかで成功か不成功がきまるのかもしれません。

これは、だいぶおおげさかもしれませんが。なにかの機会に色々な人に尋ねてみてください。「あなたは夜の10時に何をしていますか」と。夜10時に人に会うことによって徳田虎雄は色々な業界の人から情報と知恵を吸収し自分なりにアレンジしているのです。

ともかく、1人でも多くの人に会うこと。1人でも多くの人に。ちなみに、当社、人に会いに行けないので、7時~23時まで開いていますので、色々な人達が遊びに来れるようにしています。

16.「最初に飛んだのは徳田虎雄です」今から、7年前になるでしょうか。阪神淡路地震があったのは、その日は、私はテレビでその様子を観ていました。

その日、徳田先生は北海道にいました。そのニュースを聞いてから、すぐにヘリコプターの手配をしました。〔その後すぐに関西へ飛びました〕そして、当時の村山総理大臣よりも、自衛隊よりも、徳田先生が、関西からヘリコプターで現場を視察して全国の徳洲会病院に支持をし救急車を確か20台召集しました。

間をいれずに救急体制をとり、肩を叩いて少しでも反応のある人を病院に搬送したのです。幸いにして神戸徳洲会病院は無事で、野戦病院化していたようです。

さて、日本と言う経済大国の日本で、なんで個人がヘリコプターを自腹でチャーターして視察をするのかと言うことです。徳田先生は確かに、衆議院議員でした。病院もたくさんあります。

しかし、これが、日本の医療体質の病魔だということです。つい最近になってやっとドクターヘリが飛ぶようになりました。

ヘリコプターがない国でもないし、お金がない国でもありません。もっと、スムーズに人の命を助ける方法はいくらでもあると思います。常に学習効果を高めています。

17.「徳田虎雄の悪口を言っているくらいではまだまだ、三流以下」ともかく、人の悪口ほど、言えば言うだけスッキリするところがあることと思います。上司やお客さん・・・等の悪口は色々あるかと思います。

ご多分に漏れず、徳田虎雄先生への悪口も同じようなものかもしれません。
しかし、企業家としての評価は一般の人には理解しがたいところがあります。
なんといっても、そのレベルにたっしていないと理解できないのではないでしょうか。ともかく、戦前生まれの企業家は同じような共通点を持ち合わせています。

もちろん、あなたの言う通り、悪口を言われてもしかたのない上司などもたくさんいることでしょう。否定はしません。

でも、悪口の前にその人や、自分自身の人生の棚卸をしてみてはいかがでしょうか。

コンビに百貨店、卸業者などは毎月、あるいは半年に一度は棚卸をなさっていることと思いますが、そんな商品よりもあなた自身の人生の棚卸をしていないから、ただ単に人の悪口を言ってスッキリしているのではないでしょうか。

マスコミを賑わせた銀行の頭取、百貨店の経営者。もちろん、各保険会社の経営者は経営者の風上にもおけない最低のレベルの人たちです。

こういった人達が自分の人生の棚卸をすることなく、国民の血税を使われても、罪の意識を感じないのです。きっと、「世の中が悪いから・・・」くらいにしか考えていないのではないでしょうか。

人の悪口、言ってもいいですから、それ以上に、自分の人生の棚卸をお勧めいたします。本物の企業家の苦労が手にとるように見えてきますから。いや、そんなことよりも、本当の自分自身が、貴方の目の前に現れますから。

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ビジネスの世界から見た徳田虎雄

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