徳田虎雄先生との正しいお付き合いと理解の方法講座

 3.「金儲けのために病院を作っている徳田虎雄」と、決め付けている方もいらっしゃるようですが、もしも、そうであれば、病院はひとつで充分なんです。

本来の金儲けの基本は、商品の売値を自社で決められるわけですが、医療業界の場合には、すべて厚生省の管轄なので、東京のような地価の高いところでも、ここ奄美大島のような地価の安い所でも診察料金は同じなのです。

〔厳密には、病院と診療所の報酬料金が若干は違いますが〕ましてや、すべて、借金で作るわけですから利益をだすことよりも、徳洲会病院では常日頃からの質素倹約が要求されているわけです。

また、最悪なのは、総合病院からの利益を現在全国的に展開している診療所〔現在はほとんどの診療所が赤字です〕に利益を補填しているわけです。総合的に黒字であっても世間一般で言われている「金儲け」にはなりません。

そして、医療業界で金儲けをしようと思ったら簡単なんです。
「土日と祭日は休診、もちろん、救急患者は受け付けない。」そして、付け届けが多い患者さんや、大企業の社長さんとか、政治家の関係者だけをしっかり治療すればそれだけで大きな利益が確保されるのです。

 4. なぜ、「診療所開設に動いているのか」。現在の地域医療を考える時に、デイケア、デイサービス等のお年よりの皆さんがリハビリ等のサービスが受けられるようになっていますが、世界一の老人大国(実は、ここ奄美諸島が世界一の長寿圏なのです。沖縄の食文化を研究してはいけません、奄美大島の食文化を研究してみてください)の現状の中で、お年よりの自宅近くに診療所があった方がお互いにいいのではないでしょうか。

また、総合病院となるとどこの地域でも街外れ、あるいは、自宅から遠いので本人も家族の方もたいへんです。

そして、ここが、大事なところなんですが、総合病院と診療所との連帯があることによって、スピーディーな医療がうけられる、診察を待つ間の時間、家から近いので交通費がかからない等の利点があるわけです。

5.「医者が選挙に立候補するのはなぜ」よく、「医者は医者だけやっていればいい」と、昭和58年の衆議院議員選挙の際に、保岡代議士側の支持者は言うのですが、保岡代議士は、元々が弁護士だから保岡代議士も弁護士だけをしていたらいいのです(笑い)。
それはともかく、それ以外の業種の人も選挙に立候補しているわけです。

これをどう解釈したらいいのでしょうか。たとえば、政治家の子息、弁護士、経営者、企業丸がかえの候補者、タレント等色々な人が自由に立候補していいのが今の日本ではないでしょうか。

色々な職業の方々がこの国を思い、考え行動しようというのに、職業なんか関係ないではないですか。
しかし、よく考えてみると、内閣には厚生大臣というポストがあるわけですから、そのポストは医療関係者から当選した人を選んだらいいのではないでしょうか。

さて、徳田先生が、病院開設に動き始めた頃から、大きな政治の壁があったのです。
おまけに、医師会という団体までがその開院を阻もうとしていたわけです。いうまでもなく、この世の中のことは政治家がきめているのです。

自分の地位、名誉、財産、金儲けならともかく、「命だけは平等」と、いう哲学に対して同業者である医師たちの抵抗にホトホトあきれかえっていたことでしょう。長者番付が毎年発表されますが、どういった医療をしている病院が上位をしめているのか調べてみてください。よ〜くわかりますから。

6.「徳田虎雄は人の話を聞かない人」おっしゃるとおりでして、私もず〜っとそう思っていたのですが、そう思ったら、まず、考えなければいけないのは、どうしたら自分自身の考えを聞いてもらえるかということです。
私の場合には手紙を書きました。B5判の便箋にちょうど7枚です。

基本的には、上司には約20%は耳に心地よい事をいうのが基本なんですが、私の場合には120%も耳に痛い事しか書きませんでした。言ってみるというか提言してみるもので、即ひとつは、改善しましたから、こっちがビックリしました。(内容は企業秘密、ところが、身内に話をするとこれが以外にも笑えるんです。

これを機会に、朝礼で「自分になにか言いたい人は手紙でも書いて来い」とおっしゃるようになりましたからこれまた、ビックリ)つまり、忙しい人に対して話を聞いてもらおうという考え方が間違いなのです。
もっと間違いは、当の徳田先生自信が聞き手に回るというスタンスが必要ではあります。

しかし、超多忙の人に話をする前に、手紙で、具体的に、できれば図面を書くとかしてわかりやすくする必要があります。特に、政治のことなどは、自由連合所属の議員さんに相談してからの方がスムーズにあなたの意見が徳田先生に通ると思います。

また、あなた自身のレベルは、一目見れば徳田先生はわかりますので、直談判の時などは開き直っての話がいいのかもしれません。百戦錬磨の毎日ですから、ちょっとやそっとのレベルでは太刀打ちできません。

しかし、それでいいのです。ともかく、徳田先生に挑戦することが大事なことなのです。

しかし、地獄耳なのです。どこからあれだけの情報を仕入れてくるのかはわかりませんが、これだけの偉大な人物になんれば、聴いて聴かぬふりもあるかと思います。1度でいいですから、徳田先生にプレゼンテーションしてみてください。

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