天然記念物の野鳥を、奄美大島でじっくり狙う。
奄美大島は、ルリカケス・アカヒゲ・オオトラツグミ・オーストンオオアカゲラなど、
天然記念物を含む約270種類の野鳥が観察できる、まさに「バードウォッチング天国」の島です。
バードウォッチング初心者から、数年経験のある方まで、撮影しやすいポイントを
地元ガイド・基 武雄がご案内します。
奄美大島の場所とバードウォッチングのフィールド
奄美大島は、鹿児島県本土と沖縄本島のほぼ中間に位置する、本州から数えて7番目に大きな島です。
各市町村ごとに特徴のあるフィールドが広がり、移動だけで1時間以上かかることも少なくありません。安全運転で、ゆとりのあるスケジュールでご案内します。
バードウォッチングの主なフィールドは、龍郷町・金作原原生林・奄美自然観察の森・住用町などです。
天然記念物オオトラツグミとの出会い
この日は観察会で、参加者は約10人。
天気は良いのに、思うように写真が撮れず、アカヒゲの声、オーストンオオアカゲラのドラミング、ルリカケスの鳴き声だけが聞こえる、少しストレスのたまる朝でした。
8時からの観察会、9時過ぎになっても決定的なシャッターチャンスがこない。
10時頃にはドラゴン砦で風景を眺めながら情報交換。全員が「今日は厳しいかな…」という空気に。
ところが駐車場へ戻る途中、「前にいる、前にいる…」と私が気づいた一羽の鳥。
それがオオトラツグミでした。逃げない、まだいる、何かをついばむ、その一瞬一瞬を、みんなで夢中になって撮影しました。
帰宅後に確認すると、私だけで約70枚。ピンぼけもありますが、ネオ一眼レフとしては十分な出来でした。
こうした「偶然のご褒美」も、フィールドに足を運び続けるからこそ起こる出来事です。
奄美大島で出会える野鳥たち
クロサギ
2018年3月のバードウォッチングの様子
午後3時に奄美空港を出発。目的は、アカヒゲとオオトラツグミ。
まずは、奄美大島でのバードウォッチングの定番フィールド、龍郷町「奄美自然観察の森」へ。
駐車場やお手洗いを確認したあと、アカヒゲの出没ポイントや、オーストンオオアカゲラのいるエリアを確認していきます。
その後、金作原原生林へ移動し、オーストンオオアカゲラのドラミング、オオトラツグミとの偶然の出会い、車中からのルリカケスの目撃など、印象的なシーンが続きました。
ガイドである私は、お客様優先。あくまでも「お客様に撮ってもらうこと」が第一です。
奄美の野鳥ギャラリー&動画
天然記念物ルリカケス 平成29年8月21日(月)龍郷町
ズアカアオバト 平成29年8月10日 大和村
奄美大島について
奄美大島は、本州から数えて7番目に広い島で、約270種類もの野鳥を観察・撮影できる、知る人ぞ知る「マニアックな楽園」です。
南の島といえば沖縄というイメージが強いかもしれませんが、動植物や野鳥のマニアの方々は、奄美大島だからこそ出会える種を求めて足を運んでいます。
「奄」の字には「隠す」という意味があります。まさに、隠された美しさを持つ大きな島です。
まずは、あなたの好きなバードウォッチングから、奄美大島の自然を満喫してみませんか。
バードウォッチングガイドのレベルについて
プロの野鳥写真家の方には物足りないかもしれませんが、天然記念物のアカヒゲ・ルリカケス・オーストンオオアカゲラなどを中心に、「出会いやすい場所・時間帯」をご案内できます。
いわゆる「バーダー」の方々ほどの専門知識はありませんが、その分、初心者~中級者の方がリラックスして楽しめる、やさしいガイドを心がけています。
フィールド情報や季節ごとの見どころ、奄美大島の基本情報も交えながら、撮影しやすいポイントを一緒に回っていきます。
バードウォッチング料金と時間の目安
お客様のご要望を優先して、時間帯やコースを決めています。
- 目安の時間:5月下旬~8月下旬は、早朝5時~12時頃まで
- 理想的な人数:3名程度(人数が増えるとお一人あたりの料金は割安に調整)
- 移動は、基本的に弊社の車でご案内
ガイド料金
お一人様:25,000円(税込)
※人数が増える場合には、ガイド料を調整いたします。
※時間帯・ご希望の野鳥・ご予算など、お気軽にご相談ください。
お問い合わせは、お電話またはメールにて承っています。
- ガイド:基 武雄(もとい たけお)
- 携帯電話:070-7640-6770
- メール:お問合わせ用メール
- 関連ブログ:奄美大島ブログ・バードウォッチング
臨機応変な対応でコーディネートいたします。まずはご相談ください。
※全日空(ANA)、東京・大阪からのカーフェリーは就航していません。