基武雄の独立開業講座

2005年3月

只今、弊社は貧乏人集会所

「類は友を呼ぶ」だったであろうか。私が貧乏人だから来る人は貧乏人ばかりである。
　仕事がないからお金がない。だから貧乏して当然である。もっとひどいのは、お金がなくて、仕事もしたくないのに、あれもほしい、結婚もしたいと平然と言う人がいる。

確かに、全国的な不況だから、隙間産業ならぬ隙間仕事を探さなければならないのではないだろうか。複合技的な仕事。よく、借金返済で苦しい時期に、あるいは、資金を貯めるために１日に２つくらい、あるいは３つの仕事をこなした経験を持っている方もいると思う。
　あるいは、サラリーマンで、ネット株で儲けると言うことが容易に出来る時代になってきた。見かけは、普通の人で普通の生活をしているのに、実態は、高額な納税者だったり・・・。と、言う人が増えてくる時代だと思う。　ネット証券会社の経常利益も多いようだ。これはいいことだろうと楽観している。

　ところで、これは、ごく少数の方だとして、実際に仕事がない。あるいは仕事が少ないから弊社のように日々、借金と支払い、延滞の日々だと先が見えてこない。最悪。
これでは、ネット投資も出来ない、アルバイトも限られてくる。やはり、日銭商売、あるいは、固定収入がある状態で独立開業をしていかなければ資金がなくてはじめたので、借金も急激に増えてきた。

　人によっては自信過剰。また、器用貧乏で現状の経済把握がされていない。失敗の連続をしている私の話を聞かない。自分のやっていることと出来ることが、即現金になっていないのだ。これでは、金は入ってこない。
自信過剰と器用貧乏セットの考えだから、周りが敬遠する。特に、奄美大島のように狭い世間では、これだけ不況になると簡単に仕事はない。同業者だけが増える一方である。

■ここで反省することは・・・
１．固定した収入が確実に入ってくるのか

２．思うようにばかりいかないので、「まさかっ・・・」と、言う事態に備えている資金があるのか。

３．協力者が強力者であるのか。これは、資金面、知恵、物を無料で貸してくれるとかの強力者である。これには、信頼と信用がなければ無理だが。

４．仕事に対する理解者と宣伝してくれる人がいるのか

５．多くの売り上げや、利益は望めないので、確実な売り上げと利益の確保を心がける

６．万が一に備えて、小資金(1万～50万円)を無利子で即借りられる人を捜しておく。これが役に立つ日が来る。来ない方が良いのだが。

７．自分だけが儲けようとしないこと。友人にも稼がせること。これが、後に大きな利益を生み出してくる。ここはじっと我慢の子である。お互いに貧乏人だから、少ない売り上げや利益で連帯感を持つ必要がある。

８.就職先を見つけるとか、アルバイトでいいから心がけておく必要がある。

９.互いに、共同で出来る仕事がないのかを話し合うこと。体がある、経験がある、車もある。後は仕事が来るだけである。行動しましょう。但し、自信過剰は禁物。資金の浪費であり、すぐ底を付く。

　このように、色々と考えられるのだが、これから企業のリストラが増えてくる、また、早期退職者の募集も今まで以上に増えてくる。その企業もどうしていいのかが分からないから、リストラすると会社の赤字幅が縮小されると勘違いしている。優秀な人材の流失も考えてほしい。

　弊社は、貧乏1人大企業をしているから、貧乏人集会所になっている。私が、お金に困らない状況を早く作り出して、仕事を見つけるようにしなければならない。プチハローワークになりたい。

　また、友人には、ホームページ作成の仕事を取るように言ったら、早くも二件で、5万円くらいのアルバイトになる。アルバイト代が安いと愚痴るより、アルバイトをいくつも持つようにすれば、それなりに、1ヶ月15万円から20万円の稼ぎにはなるだろう。

　お陰様で、弊社も毎日のように売り上げが上がってくるようになった。あれもこれもで、大変ではあるが１人商社と考えれば、器用な私はあきることなく色々な仕事が出来るから楽しい。

　常に、追い込まれている。財布にも金がない。しかし、どうにかこうにかしている。まずは、相手の力を借りるようにしたら、売り上げも上がるし、前金をいただけるのではないでしょうか。
　まずは、私が仕事と金に困らないようにすることだと実感している。

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